トマトコーポレーションのマイルドタイカレー イエローの香りは本格エスニック

いなばのタイカレーによって開拓された缶詰カレー界に、ひょっこり現れた感のあるトマトコーポレーションのマイルドタイカレーシリーズ。
今ではすっかり俺の生活に根づいております。

安い(いなば比)、量が多い(いなば比)、パッケージかわいい、と優れた商品だと思うんだよ。
かつ、いなばタイカレーほどには周知されてないようなので、もっと世に広めたいなぁと思っているのです。

そんなこんなで、マイルドタイカレー イエローをレビューしてみる。
レッドのレビューはこちら

トマトコーポレーションマイルドタイカレーイエロー:パッケージ

あざやかなイエローに、ピンクの像さんが映える。
さて中身はこんな感じです。

トマトコーポレーションマイルドタイカレーイエロー:中身

レッドもそうなんだけど、具が入っているという感じはないんです。
カレーというもの自体を味わうという商品なんだよね。
で、カレー的にはたっぷりな内容量160グラムです。

…などという感想を抱くよりも先に、開缶と同時に鮮烈な香り。
レッドも同じだが、日本のレトルトカレーとは一線を画するエスニックな香りが、大きな魅力のひとつです。
それは、いなばタイカレーシリーズも同様なんだけどね、トマトコーポレーションのほうが、その辺がガチな感じなんだよね。
“本場タイのカレーを日本風にアレンジしました”って缶に書いてあるんだけど、いやいやガチでタイっぽいでしょ! って感じる。
それは香りで、まず感じる。

で、同シリーズ内で較べると、レッドよりイエローのほうが、マジ本格的エスニックな香りなんだよね。
原材料に記載されているレモングラス、これがすごく効いてる。
缶を開けたと同時に、つまりまだ暖める前の低い温度でも強く香る。
ここがイエローの最大の特徴であり魅力かもしれない。
開けたら一気にエスニック。

と同時に、ここが好みの分かれどころかもしれない、とも思う。
エスニックな香りが苦手な人っていると思うんだけど、たとえばパクチーすなわちコリアンダーの香りが好きじゃないタイプの人には、このイエローは敬遠されるかもしれない。
日本のレトルトカレーこそ大好きという人には、香りでパスしたくなるかもしれない。
目に見える具材が少ないという点と併せて、低い評価になるポイントかもしれない。

が、好きな人にはたまらん風味ですよ。
まー、あれだ、自由な経済の世界なんで、いろんな商品が世の中にあって、好き勝手に選べばいいのよ(経済的な意味での枷というのは、人それぞれにあるけど)。
俺としては、こういうの好きそうな人に、この商品を知ってもらって試してもらいたいのよね。

ゴハンとともに盛ったのが、こちらになります。

トマトコーポレーションマイルドタイカレーイエロー:できあがり

ぶっちゃけ、ほぼスープのみですねっていうルックスになります。
で、まぁ自分でゴハンにかけといてアレなんだけど、ゴハンにはあんまり合わん!

普通に炊いた日本の白いゴハンには合わん、と言い直すべきなのかな。
ナシゴレン…はタイじゃないな、カオ・パットっぽく炒めたゴハンに合うかもしれん…その際には水は少なめで炊いたほうが良いのだろう。
あるいはスパイスふってソテーした鶏ムネ肉なんかと合う気もする。
あるいはフォー(タイじゃないな…)とかビーフン(タイじゃないな…)とあわせて食べるのも、うまそうだ。
もしくは、なんらかの主食とあわせるのではなく、野菜をゴロゴロ煮たものとあわせてスープとしてというのもアリか。

要は、日本式カレーライスにしようと思わないほうが美味しく食べられると思う。
とはいえ!
俺は缶詰は、冷凍食品もそうなんだけど、手軽であるというのが美点だと思ってるから、一手間というのを加えたくないんだよね。
なんもしたくないから缶詰、冷凍食品だ、と思っている。
そういうスタンスからすれば、暖めてゴハンにかけて終了、ではいまひとつなこの商品はダメじゃんということになるのだが。

この商品の捉え方を、変える。
これは、ホールトマト缶のようなもの、料理に使う素材缶だと思ってみる。
そうすると、これ一缶で簡単に本格エスニックな香りの料理ができるのよね。
そう考えると、実売100円ほどなんで、気楽に使える素材缶なんだよ。

素材として考えて、じゃあ手のこんだ料理にするかっていうと、そうする必要もない。
ちょっと野菜など浮かべて、余った肉なんかあったら浮かべて、スープとして食べる。
がっつり主食を食べたいほど空腹でないとき、手軽に小腹と気持ちを満たしたいようなときに。

そんなマイルドタイカレー イエローです。
備蓄しておくと、なんだか安心な感じ。

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