福岡市在住の昼酒好きもなかなか知らないんじゃないかって穴場だろう「丈」中央区白金

土曜の昼下がり、昼間からヒューガルデン生が飲める店でちょろっと飲んで、どこかにハシゴをかけようと当てもなく福岡市中央区をフラフラしていた。

高砂、白金なんかは、一時期は飲食店の出店が盛んだった印象があるが、今はもう落ち着いた感もある。
しかしまぁ意外と、へぇこんな店あったんだってな出会いがあるかもしれんと彷徨ってみた。

そしたら、へぇこんな店あったんだ。

丈丈

焼き鳥、一品料理か、「丈」っていうのか。
灯りがともってんな、営業中っぽいな。
そんなに人通りのない通りの、マンションの1階の店で昼間から飲める気はしないのだが、ここはランチ後のアイドルタイムに中休みすることなく通し営業をしているようだし、それは遅い昼飯を食う客のためかもしれないが酒を飲める雰囲気を感じるぜ。

ガラガラと引き戸を開けて、飲めますかと声をかける。
快く迎えてくれた。

丈

カウンター内には一人、女将なのかなって推定フィリピン女性が夜の営業のため仕込みをしているようだった。
これはカウンター席につくと邪魔になるかなとテーブル席へ。
土曜の昼下がりって時間帯だから先客はないが、そこそこ席数があってワイワイ飲むのに良さげな店内。

丈丈

まず飲みものメニューを眺め、食いものメニューも眺める。
酒、安くていろいろあるね。
食いものも豊富で、安いのがいろいろあるね。

丈

ふむ、晩酌セットがAとBとあるのか。
しかし、それほど焼き鳥を食いたい気分でもなくてスルー。

丈

まずはハイボールで喉を潤す。
元気な炭酸、量もちゃんとあって360円、いいね。

それほど焼き鳥を食いたい気分でもなかったが、ちょっとだけは食べたかった。

丈

豚バラ、小ぶりだが1本100円だしこういうものよね。
それから、お通しに枝豆とマカロニサラダ。

丈

なんか、昭和な感じよね枝前とマカロニサラダって。
妙に気が利いた珍味なんかより、俺はずっといいねこういうのが。
だいたい珍味っておおむね苦手だって個人的事情もあるが。

丈

レモンサワーを何杯かグビグビ。
サワー330円なんで、お気楽にグビグビ飲める。
なんか変わったサワーとかもあったが、レモンサワーが飲みものメニューのなかで最安だったな。
だからレモンサワーを何杯も。

丈

最近は禁煙の飲食店も珍しくなくなってるが、ここはそんなことはない。
無造作にテーブル脇に灰皿が用意されてて、気兼ねなくスパスパ喫いながら、サワーをグビグビと。
ああ、なんか昭和だ。

この店のこと、昼から飲めるよってことネットの情報でもリアルでも知らなかったが、ここ穴場じゃないの。
なかなか知られてないっぽいが、けっこうな穴場じゃないの。
なんか、いいよ。
また立ち寄りたいな。

↓「食べログ」での店舗情報

焼き鳥 丈焼き鳥 / 西鉄平尾駅薬院駅渡辺通駅

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博多駅DEITOS『ほろよい通り』で店舗の入れ替わり4月初旬にオープン

福岡市で昼から飲むっつったら、博多駅が間違いない。
駅ビルの中に午前中からでも飲める店が集まってるから、あいたた店休日やんってフラれる恐れもないし何件もハシゴできるから、鉄板で間違いない。
(いや他に昼から飲めるエリアはないのかよって不満を抱いちゃいるんだが)

で、駅ビルの中でも『DEITOS』に行けば間違いないのよな。
でも、飽きてもくるのよな。
そんで最近は足が遠のいていたんだが、友達から閉店する店があるって情報をもらってた。
閉店する店があるってことは、そこに新たな店が開くってことだわな。
新陳代謝だな、変化があって良いな楽しみだな、と思っていた。

で、情報をもらってしばらく経っちゃったが、博多駅近くに用事ができたついでに『DEITOS』をウロついてみたよ。

博多駅DEITOS

ほほぅ、立ち喰い寿司酒場。
立ち食いの寿司ってのは東京では馴染みの業態って印象だったが福岡ではまだまだ珍しいよね。
屋号は「すし吉三平」、4月14日オープンとのことだ。

博多駅DEITOS

「炉端 魚助」、こちらは4月5日オープン。
この「炉端 魚助」と、どうやら「すし吉三平」も、JRJP博多ビルに入ってる「長浜鮮魚卸直営店 博多 魚助」と同じ経営のようだな。
経営母体はよくわからんが、この“魚助グループ”とでも呼べそうな勢力は、だいぶ台頭してきてるみたいねぇ。

博多駅DEITOS

そして「串揚げの四文屋」、4月5日。
“博多駅店”とあるが、どこかに本店があるのかしらん。

そんなこんなで、3店が新たにオープンするわけやねぇ。
行ってみらないかんねぇ。
いやでも「炉端 魚助」は行かんかもね。

それと、こんな店あったっけと思ったんだが「焼鳥司」って前からあったっけ?
なかったよね……とりあえず俺は立寄った記憶はない。
『ほろよい通り』ずーっと店の入れ替わりないよなぁとか思ってたが、俺が気づかないだけで今までもちょこちょこ新陳代謝してたのかもしれんね。

で、新たな店が開けば閉めた店もあるわけで。
閉めたのは「竹乃屋」「味のろくでん」の2店? かな? いや数が合わんような……。
やっぱ俺が気づかないだけで、ちょこちょこ入れ替わってんだよな。

なんにせよ、新たな店が楽しみだぜぃ。

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店内で買った酒を飲めるが角打ちとはちょっと違うかな「柴田酒店」福岡市西区今宿

今宿に角打ちできる酒屋があるという情報をネットで拾っていた。
いつか立ち寄ろうと思っていたが、今宿は近くはないし普段の行動圏でも全然ないしと、なかなか機会を得られずにいた。
が、今宿に用事ができたので、ようやく立ち寄ってみた。

目的の酒屋は、福岡市営地下鉄空港線に接続しているJR筑肥線の今宿駅から徒歩で行ける。
駅から海が近い。

柴田酒店

駅を出て海の方へ向かい、そこそこ大きく交通量の多い道路を渡って、5分もかからない距離。
ただ、大きい道路は唐津街道っていうそうだが、それより1本海側の狭い道に面しているので、判りやすい場所ではないかもね。

柴田酒店

看板が、なかなか主張しているね。
地酒、ワインか、ふむふむ。

柴田酒店

店舗前の駐車スペースが広い。
車で酒を買いに来る客が多いのかな。
そして、なんだか角打ちできそうな店構えじゃないなという印象。
なんかオサレな雰囲気もあるし。

引き戸をガラガラと開けて店内に踏み入ると、うんオサレな感じ。
オッチャンが角打ちしに立ち寄るような雰囲気では、まるでない。
俺なんかが来ていいような店でもないという気も。

穏やかな印象の店主に、角打ちできるんですかと声をかけた。
店内で飲めるが、ポン酒の量り売りとかはやってないそう。
ああ、地酒が飲めるかと期待したが、残念。

柴田酒店

しかしせっかく来たので、なにか飲もう。
ビールなどいただこうかと冷蔵ショーケースを物色するが、キリンラガーもサッポロ黒ラベルもない、瓶も缶もない。
キリン一番搾りはあったが、あんまり好きじゃないよね。
妥協案として、なんかよくわからん缶チューハイを選んだ。

柴田酒店

会計を済ますと、テーブル席がありますと案内された。
座って飲めるコーナー、的な空間があった。
これは……ぜんぜん角打ちって風情ではないな。

柴田酒店

そんでまぁ、しつこいようだがオサレなのよ。
店内あちこちがオサレで、オサレな小物とかもあって、ディスプレイではビートルズの映像が。
60〜70年代音楽マニアなのかしら御店主は、と思わせる映像ソフトや音楽ソフトがいくつかあった。

まぁ、そんな感じで。
俺の好きな角打ちできる酒屋って感じじゃあない。
が、まぁ、ここで酒を買って、海辺まで行って飲むってのも楽しいかもしれん。
ビーチで冷えた白ワイン、ボトルでグビグビってのも良いかもしれんね。
うん、そういう使い方すると楽しい酒屋さんなんじゃないかな。

「柴田酒店」福岡市西区今宿駅前1-10-6

ひっそりと正しい角打ちのできる酒屋「久芳酒店」博多区住吉

<追記 2017年03月09日>
また立ち寄ったので、更新。
とはいえ、とくに変わったことはない。
が、こういう角打ちのできる酒屋においては、とくに変わってないというのも重要ではあると思う。
ちゃんと続いてるんだ、存続してるんだってのがあ嬉しいから。

こういう店の情報って、ネットではなかなか見つからない。
見つかっても、もはや古い情報になってて、もう閉店しちゃってたりとか業態が変わってることもある。
新しい情報がフォローされていることが少ないと感じるのよね。
だから俺は、なるべく情報を更新していきたいなと思っている。
あ、今も角打ちやってくれてるんだ、と判るように。

久芳酒店

土曜の夕方に立ち寄った。
先客があって、なんか嬉しかった。
利用者がいるからこそ、角打ちが存続するんだからね。

燗をつけてくれたコップ酒を一杯。
寒い夜には嬉しいねぇ。

また立ち寄りたいな。

<初回掲載 2015年10月29日>
住吉4丁目の、美野島商店街へと通じる広くない通りに佇む酒屋「久芳酒店」。

久芳酒店:外観

この酒屋の存在は、しっかり認識していた。
なにしろ、俺の一時期の仕事場の近くであったから。
その頃の俺は毎日のように酒を買う必要があったのだがそれは主にハードリカーで、なおかつ少しでも安く買うためにディスカウントストアばかりを利用していた。
だから、こういう個人商店の酒屋には入ってみたことがなかったのだ、ほぼ毎日のように店の前を通っていたが。

そんなわけで、ここが角打ちできる酒屋だとは知らなかった。
角打ちできるようだという情報を今になってネットで拾って、ようやく初めて立ち寄ってみることとなった。

久芳酒店:外観

サッシ戸は開かれているが、なんだか入りにくいなぁー。
そういう気持ちの揺れで、画像もピンボケになってしまってるわ。
ひっそりした個人商店で、店先に情報量が少ないと、なんだか入りにくい。
そしてまた店内に人の気配はないから、角打ちなんかできなさそうに思えちゃうんだよね。
このとき18時ちょい前で、角打ちをできる店なら近所のオッチャンが飲んでそうなもんだが、そういう気配がない。

久芳酒店:外観

斜めのアングルから店内を窺うと、あっカウンターがあるよね。
きっと角打ちできるカウンターだよね、あれは。
なんだか安堵して、一歩踏み出す気持ちになれた。

結論から言うと角打ちできました。
しかも、なかなか心地良い。

久芳酒店:店内久芳酒店:店内

古い宣伝広告物の意匠が素敵です。

久芳酒店:店内

酒を小売りしていて、紛うことなき酒屋の角打ちです。

あまり、ふらっと角打ちに寄る客はいないのではないか。
限られた常連を除いては。
いきなり現れた一見の怪しいオッサンである俺に、やや動揺なさったのか店のお年を召した奥さんは接客をしてくれながら、とても饒舌だった。
知らん客はあまり来ないのだが、という予期せぬ事態だから慌てて饒舌になってしまっていたのなら、申し訳なかったなぁと思うが、もしかしたら単に会話好きの方だったのかもしれない。
知らんがな、という酒類小売業の組合の大会に参加する気苦労とかの話をしてくれて、なんだか可憐だった。

そういうことよりも特筆すべきことは。
酒屋の角打ちでは量り売りで酒を飲めるのが嬉しいのだが、此処ではプロパーな酒を量り売りしているのではなく、都度々々なにか一升瓶か四合瓶だかを開けて飲ませてくれるシステムらしいのだ。
この日は、佐賀の窓乃梅を飲ませてくれた。
純米だか吟醸だかは失念したが、コップに一杯270円。

久芳酒店:酒

美味しくいただいた。
そしてまた、量り売りの酒はあるか訊くと“今つぶしているのは”と言って量り売りのため封を切ってる酒を紹介してくれたのが、とても良いと思った。
つぶしている、あまり今はもう、聞かない表現だな。
それが、昔から角打ちをやっているんだなと感じられて、なんだか嬉しかった。

ここに、正調角打ちがあったか。

この店がある通りは、知る人ぞ知るゲイバー密集地帯である。
そして勤め人が頻繁に往来する通りでもないし、人気のある飲み屋があって酒好きが行き来する通りでもない。
だから、ふらっと角打ちに寄る客は少ないんだろうと思う。
そして小売りも、そうは売れないと察せられる。
それでも、ひっそり、正しく角打ちができる酒屋であり続けているなんだなぁ、ここは。

とても、とても素晴らしいなと思う。
近くに居ながら知らなかった俺は、駄目な酒飲みだ。

「久芳酒店」住吉5-15-14
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プロフィール

どうも、割った鍋です。
食べたり飲んだり、飲んだり。
九州在住、大阪常駐。

大衆酒場、立ち飲み屋、酒屋の角打ちが好きです。

重度の喫煙者であり、昼酒を好むという、社会的にちょっとアレなオッサン。

2014年9月24日開設


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