素晴らしき場末酒場「はせ川」大阪市福島区吉野

環状線野田駅を出て、西九条方向にちょっと歩いてすぐ。
薄暗い高架下に地味に看板が煌めく、味わい深い外観の「はせ川」という居酒屋に立ち寄ってみた。

はせ川はせ川

野田駅の高架下は福島方面側は新しく飲食店がいくつかできて少し垢抜けつつあるが、こちら側は変わらず。
もっとも、こっちのほうが俺は惹かれるんだけどね。

はせ川

店先に品書きがペタペタ貼ってあて、それを眺めると何がいくらで飲み食いできるか判るので良い。
そしてつらつらと品書きを眺めていると“当店は税込価格”って書いてあって、そりゃ素晴らしいなと歓喜した。
これはもう、ここで飲むしかないと決断させる魅力だね。

はせ川

平日の18時過ぎ、店はそう混んでなかった、というかそんなに客入りは良くはなかった。
店に入りしな“独りです”と告げてテーブル席に案内されたのでカウンターはないのか。
まずビール、赤星があるのは良いね。
そしてタバコも喫える、という時点でもう俺にとって高評価だ。

はせ川IMG_002036.jpg

酒のアテも豊富で、安い。
いろんなものがあって、おしなべて安い。

はせ川はせ川

紅生姜の天ぷら、ちくわの天ぷら。
どちらもビールに良いし、紅生姜の天ぷらって九州育ちの俺にとって今も大阪らしさを感じる嬉しいメニュー。
そしてこれが200円と、立ち飲み屋とか角打ちレベルの価格で、すごい。

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もう既に喜んで飲み食いをしている。
それを助長するのは、この店のムードだ。
なんというか“倦怠系酒場”とでも呼びたい空気がある。
店全体から、ロケーションから、フロアを担当する女性従業員から“倦怠感”を感じる。
また客層も倦怠感のある年代層の男女であった。
これは他所になかなかないもので、良い。
心地よい“ちょっと疲れた感じ”なんだ。

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これは良い酒場だなと気を良くして、もうちょっと飲もうと思った。
酒のアテにと改めてメニューを見ると、ああ鍋とかあるのか、いいね。
いや、でもちょっと待て、肉吸いもあるじゃない。
しかも390円なのか、すごく安い、じゃあ肉吸いを。

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すごい、お値段以上どころか、お値段の何倍も満足度の高いもので感銘を受けた。
ツユが美味しい、ツユで酒が飲める。
それでいて肉も豆腐も、また玉子まで潜んでいた、
この、390円の満足感。

この飲み屋は秀逸だ。
素晴らしい場末酒場だ。

この店に行ったのは2019年10月30日
↓「食べログ」での店舗情報

はせ川居酒屋 / 野田駅(JR)玉川駅野田阪神駅

まぐろの造り250円「六つ車」大阪市福島区吉野

環状線野田駅を出て、徒歩すぐ。
古くからやってる下町の個人経営居酒屋ってな風情の「六つ車」は、安い。

六つ車

なかなか味のある外観で、看板にキリンビールの名があるのが良い。

六つ車

店先の情報量がすごく、たくさんのメニューが案内されている。
堂々と“メニュー百種類以上あります”と謳っているが、うん確かにありそうだなってラインナップが写真付きで紹介されている。
そしてまたそれが、だいたい安い。
よし、ここで飲もうと店内へ。

六つ車六つ車

カウンター席に着いて、まずビール。
俺はビールを注文するとき“瓶ビールください、キリンありますか”と、いつも訊く。
ここで店から残念な通告を受けることもあるわけだが(つまりスーパードライしなかない、というやつだ)、この店で帰ってきた答えは“ラガーとクラッシクラガーと一番搾りがあります”というものだった。
素晴らしい。
そして、まぐろの造り250円。
や、安い。

六つ車六つ車

日本酒と、だし巻きもいっとこう。
日本酒二合で500円、だし巻き300円。
ここで挙げてる値段は税抜きだが、いやぁおしなべて安い。

ビール˙あキリンが揃ってて、まぐろお造り、他の料理も安くて、日本酒も安い。
良い感じの場末感もあるし、タバコも喫える。
この店は、いいな。

六つ車

いいなと思ったから、リピートした。

六つ車六つ車

またもや、キリンラガー瓶とまぐろの造り。

前回にも増して、メニューをよく見たら、独り分の鍋なんてのもあるんだな。
牛肉のすき焼小鍋、豚肉のすき焼小鍋、ぼたん鍋もあるんだな。
いいね、冬になったら鍋を目当てに、また寄ってみよう。

安くて、メニュー豊富で、良いね。

この店に二度目に行ったのは2019年9月24日
↓「食べログ」での店舗情報

六つ車居酒屋 / 野田駅(JR)玉川駅野田阪神駅

これはご馳走だよ創業カレー「松屋 大阪野田店」大阪市福島区吉野

カレーは美味しい「松屋」、という認識がある。

松屋 大阪野田店

最近の『ごろごろ煮込みチキンカレー』もそうだが、以前の『フレッシュトマトカレー』とか、期間限定的な「松屋」のカレーは、いつもうまい。
それにプロパーのカレーだって、悪くないと思ってる。

松屋 大阪野田店

今ちょっと話題になってる『創業カレー』も、これはきっと美味しいんじゃないかなという予感があった。
たぶん「松屋」だし間違いないんじゃないか、という予想もあった。

そんなわけで「松屋 大阪野田店」へ行ってみた。
まぁ全国チェーンだし店舗はどこでもよかった、たまたま野田。

松屋 大阪野田店

こちらが『創業カレー』、490円。
味噌汁が付く、毎度のことながら……いや話は逸れるが、なんでもかんでも味噌汁が付くのは、あんまり嬉しくないよカレーに味噌汁って合わないじゃん。

松屋 大阪野田店

美味しそうだし、実際に美味しかった。
まずファーストルックからして、これはもううまそうだった。
適度な粘度、分離した油。
油と塩分というのは、うまい食いもんを条件付けるファクターなのだ。
まぁ俺の主観だが。

松屋 大阪野田店

もうちょっと主観的な言及を続けると、どう美味しかったといえば“ご馳走”だという美味しさだった。
これはジェネレーションギャップ的に若い人たちには伝わらないかもだが、かつての百貨店の最上階大食堂とか、ちょっとだけ気の利いたレストランで食ったカレーを想起した。
平皿にライスが盛られ、それとは別にソースポットでカレーが提供されて、というやつ。
これが本物のカレーか、という感動があった、あれ。
時代背景的には、町場の食堂とかのカレーというのは見た目として鮮やかに黄色く、シャバシャバで、ソースや醤油をかけて食わなけりゃ味が薄くてまいったね、というものだった。
そういう時代に食った本格的なカレー。
カレーとうのがレストランで食べる“ご馳走”だった頃の喜び。
そういう感覚が「松屋」の『創業カレー』にあった。

かなり良い。

↓「食べログ」での店舗情報

松屋 大阪野田店牛丼 / 玉川駅野田駅(JR)野田阪神駅

本店に行ってみて気が済んだ「上等カレー 本店」大阪市福島区福島

大阪のあちこちに店舗があるなと気になっていた「福島 上等カレー」という店。
今までに「土佐堀店」「上新庄店」に行ってみて、うーん「上等カレー」とはこういうものか、と判った気はした。
が、どうやら「上等カレー」はチェーン展開をしつつも、店舗ごとの裁量権はけっこう大きくて店ごとに味も価格も違うっという話を大阪在住者から聞いて、気になったりもした。

そこで、これはもう総本山たる本店に行ってみるといろいろスッキリするんではないかと考えた。
そんなわけで、思い立って福島の「上等カレー 本店」に行ってみましたよ。

上等カレー 本店

駅からちょっと歩かねばならず、アクセスが楽なロケーションではないね。
総本山たる本店は、古びた店舗なのかなと想像していて、職人気質の親父が独りでやってる老舗の食堂みたいなの。
おお、ここから全てが始まったのかってドラマを感じさせる店なのかと勝手に想像してた。
ぜんぜん違ったね。
まぁ、チェーン展開後に改装したのかもしれんけど(これもまた勝手な想像)、商売っ気の漂う店舗だった。

上等カレー 本店

本店は「福島 上等カレー」とは名乗ってないのね。
ま、そりゃ始祖だから、わざわざ“福島”と冠することはないわな。

店に入ると食券マシーン。
スタンダードなカレーを食おう、と料金を見ると800円。
一番安い、なにもトッピングしないカレーが、800円。
虚を突かれた思いがした。

上等カレー 本店上等カレー 本店

カレーが速攻で提供された。
キャベツのピクルス……というか浅漬け、が添えられ、卵黄も付いてきた。
本店は卵黄が付くのがデフォルトなのか。

上等カレー 本店

途中で卵黄をのせて食った。

特に感動はない。
というか、高っけぇな。

確かに店舗ごとに価格設定が違うんだな。
デフォルトのカレーで比較すると、上新庄店が580円、土佐堀は630円だった。
これは地価によって値段が違うのかなと、なんばウォーク店の価格を見てみると680円だった。
なるほど一等地ほど高いって感じか。
ついでに「上等カレー」は東京にも展開してるようなので渋谷店の価格を見てみると630円、あら高くない。
ふむ、福島の本店は、どの店舗より飛び抜けてカレーが高い。

まぁ、なんつーか、800円を払ってわざわざ食うもんではないな。
そのように感じた、というのが俺の正直な気持ち。
まぁとにかく、これでもう気が済んだ。

↓「食べログ」での店舗情報

上等カレー 本店カレーライス / 福島駅新福島駅西梅田駅

今季初冷やし中華「京都 餃子の王将 玉川店」大阪市福島区吉野

冷やし中華が好きなのでゴールデンウィーク明けくらいから冷やし中華がそろそろ食えるシーズンだよなと胸が高鳴る。

京都 餃子の王将 玉川店

昼時にJR野田駅辺りでぶらぶらしていて、「京都 餃子の王将 玉川店」の店先で様子を伺った。
中華の店なんだから冷やし中華あるんじゃないか、もう“冷やし中華はじめました”なのではないか、と。
それはそうと、こちらの店舗はいわゆる“京都王将”なんだね。
九州育ちの俺には京都王将”は普通に「餃子の王将」だ。
いわゆる“大阪王将”というのは近年になってショッピングモールなどに出店して、そう馴染みのない存在なのよね。
関西ネイティブにとっては“京都王将”と“大阪王将”の違いは大きな問題なのだろうか、なんて考えたりしてみたが、俺にはどうでもよくて冷やし中華が食えるかどうかにしか関心がなかった。

京都 餃子の王将 玉川店

冷やし中華を出しているという貼り紙があった。
よし、冷やし中華が食える、冷麺と呼称されているが。
京都か大阪の違いは興味ないが、冷やし中華と冷麺の違いは俺にとって大きな問題である。
俺が好きなのは冷やし中華なのであって、韓国冷麺とか盛岡冷麺とかではない。
だが大阪では冷やし中華のことを冷麺と呼んでいるケースが多いように体感している。
この店の貼り紙はビジュアルで冷やし中華であることが判断できるのでとても良い。

京都 餃子の王将 玉川店

そんなこんなで、今季初冷やし中華。
とりあえず盛り付けが雑。
ツユは爽やかな酸味は良いが、甘さがもうちょい欲しかった。

それはそうと店が……俺は飲食店について衛生面をどうこう言うことは稀だと思うんだけど……衛生面でどうかなぁと思ってしまった。
洗い桶に伏せて置いてあるコップにセルフで水を注いで、このコップは洗ってあるに違いないはずだと思っても水を飲むのに勇気が要ったし、提供された冷やし中華をの皿を手にしたら皿の裏に何かがこびりついているように感じた。
なので、今季初冷やし中華は、華々しい幕開けとはならなかった。
そのせいで、今季は冷やし中華への渇望が強まる気がする。

↓「食べログ」での店舗情報

餃子の王将 玉川店餃子 / 玉川駅野田駅(JR)野田阪神駅

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どうも、割った鍋です。
食べたり飲んだり、飲んだり。
九州在住、大阪常駐。

大衆酒場、立ち飲み屋、酒屋の角打ちが好きです。

重度の喫煙者であり、昼酒を好むという、社会的にちょっとアレなオッサン。

2014年9月24日開設


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