【閉店した模様】角打ち好きのあいだでは有名だと思う北九州市折尾「高橋酒店」普段使いな感じが良いね

<追記:2019年06月27日>
閉店してるとのコメントいただきました。
全国レベルで有名だったと思うので、残念に思う人も多いと思う。

<初回投稿:2016年08月17日>
酒好きがやってるいろんなブログで取り上げられてるよね「高橋酒店」。
九州外から訪れる酒好きも少なくない感じがあって、一説に角打ちの発祥は北九州だという話もあり、関東や関西からでも訪ねて行きたいロマンがあるんだろうなぁ。
さらに、映画スター高倉健が通ってたってエピソードもロマンを盛り立てるよね。

そんな「高橋酒店」に、九州に住んでるくせにようやくこのたび初めて訪問しましたよ。

高橋酒店

折尾駅から東に、歩いて10分かからない場所にある(俺的には「宮原酒店」に寄り道してからってのがオススメだが)。
大正7年創業という酒屋だが、川の傍にたたずむ様子は普通の店舗兼住居って感じ。
勝手に重厚で歴史を感じさせる小さな店ってのを想像してたんだけど、普通に家ですって感じだね。

高橋酒店

店先まで行ってみると、間口が広く開け放たれており、広い角打ちスペースがあってゆったりした造り。
入って突き当たりがカウンターで、そこで立ち飲めるわけだが、左手にテレビ前特等席の椅子があったり右手奥にもカウンターがあったり、思い思い好きなポジションで立ち飲める空間なのが楽しい。

高橋酒店

さらに外には、テラス席的なものも用意され(いやテラスって言うシャレたものでもないが)、川風を感じて飲めるってのも良い風情だろうね。

高橋酒店

カウンター奥や壁面の棚には、とくに変わったものではなく日常的に近所の人が買いそうな酒が並んでいる。
この辺が、普通に酒屋さんだなぁって感じて、なんかいいね。

さて、冷蔵ショーケースからビールなど物色しよう。
キリンラガー缶があって嬉しい。
会計をとビールをカウンターに持参すると、乾き物意じゃないアテがいろいろ置いてある。
焼き鳥、塩サバなんかいいねぇと思ったが、ビールには串フランク1本150円也かな。

高橋酒店高橋酒店

串フランクは温めて、ケチャップとマスタードをつけてくれた。
店の番は、現在の大将の息子さんであろう20代前半とおぼしきオニーサン。
長いことやってる店だから、店はオバアサンかオジイサンが仕切ってるかなと勝手に想像したが、若いオニーサンだったのでちょっと意外だった。

オニーサンに串フランクの写真を撮っていいかと確認すると、そこで思わぬことを言われた。
ボクが撮りましょうかって。
へー、そういうこと言われたの初めて。
これは、やたら勝手に写真を撮られてネットに上げられないように報道管制ということなのかと(大袈裟なww)少し訝しんだが、そうではなかった。
オニーサンは、専門学校で映像系の勉強をしてるそうで、それで写真の心得があるので撮りましょうかという申し出だったのだと、話してみて判った。
俺は映像とかグラフィックとか音楽やってる若い人は基本的に好きなので、ちょっと話が盛り上がった。

俺が立ち寄ったのは平日の15時台、店内には常連であろう近所のオッチャンって感じの客が何人かあった。
俺と同じく、他所から来た角打ち好きであろう客の姿もあったのだが、近所のオッチャンつまり普段使いでいつも立ち寄ってるよって感じの客のほうが多い。
平日の昼下がりに利用客がいるってのは、地域に根付いてるって感じがしていいよねぇ。
実は、俺が立ち寄った日の数日前に全国放送のテレビ番組で紹介されてたんで、その影響で普段とは違う観光気分の客で溢れてたらイヤだなぁって危惧があったんだが(俺が言える立場でもないな)、杞憂だった。

ちなみに店先にテラス席的なものがあったので、そこだけタバコを喫えるのかと思ったが、店内も喫煙可だった。
嬉しい。

得意先に配達に行ってたであろう大将が戻ってきて、少し会話した。
テレビとかメディアで紹介されても気負うところの感じられない、気さくなオジサンという雰囲気だった。

高橋酒店高橋酒店

量り売りの「国の寿」を一杯。
大将が戻ったので、オニーサンは店の番を変わってもらい奥に引っ込もうとしていた。
オニーサンは現時点で、昔から何代かに渡って続く家業を継ぐ意志はなさそうに見えた。
それもまた、いいなと感じた。
そりゃ角打ち好きの俺からしたら、この大正時代からの店が続かないとなれば惜しいとは思う。
だが俺みたいな外野の意見なんか関係なく、普段使いの客に支持されて普段通りに営業している店だから、老舗だとかメディアでも取り上げられる店だからと無理に存続させるよりも、終わる時が来たら普段通りに終わるのが自然だろう。

などと、まぁいろいろ想いを巡らせてしまう味わいのある店だったな。
なんつーか、できれば長いこと普段通りに営業してて欲しいなと思う店だった。

↓「食べログ」での店舗情報

高橋酒店立ち飲み居酒屋・バー / 折尾駅

黒崎をウロウロしてみて良かったという喜び「エビス屋昼夜食堂」北九州市黒崎

素晴らしい、素敵だ。
素直にそう思えちゃう店に、北九州市八幡西区黒崎で出会った。

黒崎の商店街で飲み屋を求めてウロウロしていて、あまり収穫がないから諦めて駅に戻ろうとしていてたまたま目にとまった店なので、まさに俺にとって“出会った”という感じだったな。

エビス屋昼夜食堂

まず、赤いテントに白く抜かれた屋号が目にとまった。
エビス屋、ってなんか目出度い屋号だし赤と白の配色も目出度いじゃない。
そんで、24時間営業って書いてあるのにも惹かれた。
上の画像のアングルで、店内はカウンターを囲むように丸椅子が並んでいる様子が見えた。
その様子から、個人営業の牛丼屋みたいな店かなと、24時間営業ということもあって思った。

エビス屋昼夜食堂

表にまわってみると、白地に青で大きく“ごはん”と。
それもインパクトあるが、赤いテントに「エビス屋昼夜食堂」と。
うん、なんて素敵な響きだろう“昼夜食堂”って。
昼も夜もやってます、昼でも夜でもメシ食えます、という気概のようなものを感じるし声に出して言いたい日本語ってなロマンさえも感じる。
昼夜問わず、そこには人々の息遣いと人生がある、みたいな感じだよ。

そんなわけで、飲み屋を求めていてメシ屋は求めていなかったのだが、屋号とか佇まいとかに惹かれちゃって立ち寄ってみることにした。

エビス屋昼夜食堂

あ、飲める店じゃん。
店内に入るなり壁のメニューをチェックすると、アルコールメニューが過不足なく揃ってる。
メシ屋であるが、飲める店だった。

そしてまた、料理のメニューがやたら充実している。
ゴハン類、麺類、オカズになる一品、酒のアテになる一品など、定食屋にあるものから居酒屋にあるメニューまで一通り揃っていてメニューを眺めてワクワクできる構成だ。

エビス屋昼夜食堂

レギュラーメニューの他に、その日のオススメも黒板に。
そしてまた、厨房をグルっとコの字に囲むカウンター席に居並ぶ客たちは、ほぼほぼ酒を飲んでいた。
これは、良い。
この時点でまだ何も飲んでも食べてもいないが、この店は当たりだ、大当たりだと確信しちゃったね。

エビス屋昼夜食堂

この日は既にハシゴ5軒目となりビールとかは十分に飲んでいたので、ポン酒を。
枡にコップ酒、いいねこの風情。
注文したアテが出てくるのを待ちながら、ちびちび飲む。

エビス屋昼夜食堂

黒板に書かれた“今日のオススメ”から、イワシミリン漬けを選んだ。
ポン酒とミリン漬け、なんとも絵になる心躍る光景じゃないか。

エビス屋昼夜食堂

ふっくり焼かれたテラテラとしたイワシは、なんともじっくり旨かった。
これ280円なんだよ、すごくお値打ち。
こういうアテで、昼夜問わず飲めるわけか、昼間っから、なんなら朝っぱらから。
なんて素晴らしい店なんだ、ここは。

カウンター内には何人かのオバチャンが、仲良くチャキチャキと客や調理をさばいている。
その様子も楽しい。
客のオッチャン率の高さも心地よい。

こんな素敵な店が、街の主幹駅の近くにあるなんて、黒崎はすごく恵まれた街だなって思ったよ。
また、この「エビス屋昼夜食堂」に立ち寄るためだけにでも黒崎へ行く価値があるとも思うね。
素晴らしいよ「エビス屋昼夜食堂」。

【広告】Advertisement


↓「食べログ」での店舗情報

エビス屋昼夜食堂定食・食堂 / 黒崎駅前駅黒崎駅西黒崎駅

割とリーズナブルに飲める立ち飲み屋なんじゃないかなと思います北九州市黒崎「つる八」

北九州市八幡区、黒崎の商店街を飲み屋を求めてウロウロしていた。
ウロウロの成果は芳しいとは言えず、いつしか消極的に駅方向へと足が向いていた。

つる八

あ、立ち飲み屋だ。
もう帰路に着こうとしてもいたが、せっかく通りすがったので入ってみよう。
そういった調子で「つる八」という店にフラっと立ち寄ってみた。

なんかこう、立ち飲みなんだけど立ち飲み屋っぽくない雰囲気だなぁと感じる店の造作。
以前はラーメン屋とかだった店舗なのかなぁ。

つる八

ハイボールとスパサラっつーかペンネだけど、のスパサラ的なものを。

つる八

ポン酒が安いなぁって感じね、量は一合か知らんけど。
ビールは安くはないね、ハイボールは高くはないね。
いやまぁおしなべてリーズナブルと言ってもいいんじゃないかなぁという気がしなくはないよね。

いやなんかこう、なにか特に悪い点はなかったよ、でもまぁ普通っていう……特にピンとくるところは無かったと言えば言えなくもないという。
いや悪くはないと思うんです。

【広告】Advertisement


↓「食べログ」での店舗情報

立ち呑み居酒屋つる八立ち飲み居酒屋・バー / 黒崎駅前駅黒崎駅西黒崎駅

早めの時間帯に飲めていいかもね北九州市黒崎「小さな蔵で」俺には馴染めんかったけど

電車に乗って折尾に行って、2件の酒屋で角打ちを楽しんだ。
それからまた電車に乗って、黒崎へと足を延ばした。
県内でも久留米、大牟田と南のほうへは行く機会もあるのだが北東へ行くのは珍しいので、せっかくの機会だから飲み歩くのだ。

黒崎にも角打ちできる酒屋がある、と事前情報をネットで拾っていたので目的地はそこだったが、タイミング悪く定休日だった……いやタイミング悪くっつーか情報の拾いかたが甘かったな。
気持ちを切り替えて、ただ闇雲にウロウロしてみることにした。
駅前から放射状に広がる商店街があって、そこそこいろんな店があるようなので単にウロウロしてみるのも楽しかろうと思ってね。

ウロウロしてたのは16時台で、ほとんどの飲み屋はまだ開いてない様子だったが、開いてるっぽい店が目に止まった。

小さな蔵で

「小さな蔵で」という店で、入り口は開いていて立ち飲みしてる客の姿があった。
ふむ、立ち飲み、酒各種あり、女性専用席あり、か。
店先に掲示された情報から、どんな店なんだろうかと予想してみる。
うーん女性専用席ってあたりが、いまいち気が進まない感じもある……若い女子がいっぱいだったりしたら俺は場違いなオッサンであり居心地が悪かろう。
でも屋号からすると、どこかの酒蔵と協力関係にあるとか酒蔵自体が経営してる立ち飲みなのかなと気になりもする。

小さな蔵で

うーん、いったんスルー。
だがしかし、この時間帯に開けてる飲み屋が他に見当たらず、やっぱり立ち寄ってみることに。

若い女子の客はなく、酒蔵がやってるようでもなかった。
なんちゅーか、ありていに言えば、オバサンがやってる飲み屋という感じでしたね。
客は近所のオッチャンって感じでしたね。

小さな蔵で小さな蔵で

缶チューハイと、アテに6Pチーズ。

小さな蔵で

場の雰囲気に馴染めず、早々に撤収。
なんかね、なにがどうして馴染めないかって、なんかなんだろうね。
場の雰囲気としか言いようがないような、というような風に言葉を濁しておこう。

↓「食べログ」での店舗情報

小さな蔵で居酒屋 / 黒崎駅黒崎駅前駅西黒崎駅

昼間からご近所さんが酒を飲みに集う折尾の「宮原酒店」で角打ち北九州市八幡西区

角打ちできる酒屋を訪ねようと、電車に乗って折尾へ。
博多駅からJR在来線で40分ちょい、片道940円の折尾は、俺は初めて訪れる。
ちなみに特急も利用できるが所要時間はたいして変わらないのに料金は2倍ほど、在来線一択だな。

折尾で角打ちできる酒屋については、2件あるという下調べをしていた。
まず向かったのは、折尾駅から歩いて5分ほどの「宮原酒店」。

宮原酒店

駅の東口を出て、筑豊本線の線路を越えて“この辺、民家しかなくねぇか?”って静かな辺りに佇んでいる。
やや視線を高くして探していれば看板が目にはいるだろうが、目線を下げていると酒屋だと判りにくいかもしれない。

宮原酒店

店先には自販機、郵便ポスト、そしてタバコを売る小窓があり、あまり酒屋っぽい様子ではないとも思える。
が、入り口は開け放たれていて立派な立ち飲みカウンターが見えるから、事前情報がなく通りすがりでも“ここは飲めるな”と確信できるだろう。

宮原酒店

上の画像は店内からのアングルだが、入ってすぐ左手に立ちカウンター、床はコンクリの土間ってのが良い。
俺が店に入ると、柔らかい物腰のオバチャンが優しく迎えてくれた。
入り口と同様、裏口も開け放たれていて、風が通って店内は涼しい。
駅からわずかな距離だが強い日差しのなか歩いてきた俺は、店内の涼しさに思わず“ふぅ……!”と声を漏らした。
それに反応したオバチャンと常連さんたちの笑い声。
裏口の近くにはテーブルが用意され、そこは近所のオッチャンたちが集う集会所のようだ。
オッチャンたちに暑いですねなんて挨拶しつつ、冷蔵ショーケースからビールを。

宮原酒店宮原酒店

黒ラベル、いいよねぇ。
扇風機の風があたる座れる席をオバチャンがすすめてくれたが、立ちカウンターへ。
カウンター上には灰皿が置かれていたからだ。
角打ちできる酒屋は、飲み屋じゃなくて酒の小売店であるから禁煙のところも珍しくないが、ここはタバコ喫えるからありがてぇな。

宮原酒店

カウンター内の棚には酒が並んでいて小売しており、正しく昔ながらの酒屋の角打ち。
でありながら、酒のアテは乾き物だけじゃなくいろいろ用意されてるね。

常連のオッチャンたちは町の行く末について討論しており、まさしく近所の常連のたまり場。
地域でずっと愛されてる酒屋っていう風情があって、そういうの良いよなぁ。
俺が立ち寄ったのは平日の15時過ぎで、そういう時間帯にも常連が集まってるのは地域に根ざしてる感が深く、たとえ近所にコンビニとか出店しても安泰じゃないかなって安心感がある。

あ、常連バリヤーとかないからね。
通りすがりの怪しいオッサンである俺も、ウェルカムに迎えてくれたし。
角打ちビギナーにもおすすめできる酒屋です。

【広告】Advertisement


↓「食べログ」での店舗情報

宮原酒店立ち飲み居酒屋・バー / 折尾駅

最近書いた記事


カテゴリ


プロフィール

どうも、割った鍋です。
食べたり飲んだり、飲んだり。
九州在住、大阪常駐。

大衆酒場、立ち飲み屋、酒屋の角打ちが好きです。

重度の喫煙者であり、昼酒を好むという、社会的にちょっとアレなオッサン。

2014年9月24日開設


割った鍋へのメールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:


ブログ内検索


リンク

各地の飲み屋情報を発信しているサイトをリンクさせてもらってます

<全国>
「立ち呑み@酒店」
全国の酒屋の角打ち、立ち飲み屋についての情報がエリア別に掲載されている
「激渋食堂メモ」
日本あちこちに今も残る、渋くて味わい深い大衆食堂を地域別に紹介しているサイト

<関東>
「居酒屋礼賛」
東京の情報には限らないのだが都内の味のある酒場の情報が豊富で魅惑的かつ地域別インデックス便利
「酔(すい)のどうでしょう?」
東京都内の居酒屋・大衆酒場・古典酒場・立ち飲み・センベロ酒場を飲み巡るブログ

<東海>
立飲み人生劇場
更新が停止していて残念だけど名古屋の魅力的な立ち飲み、角打ちできる酒屋の情報が

<関西>
「日本全国B級グルメぐるぐる紀行」
関西各地の味のある酒場を詳しく紹介してくれる指針になる情報量
「関西女のプチ日記」
他のどこにも載ってないような素敵なディープ飲み屋情報満載の関西酒場ガイダンス
「やまでらのぶらりグルメ&ぶらり日記」
行きたくなる飲み屋がたくさん紹介されてる関西飲み屋巡りの強い味方
「カンクロが行く」
大阪府のローカルなとこまで行く。日記のような数行のセンテンスに静逸なセンスを感じる
「関西安酒場」
更新が止まっているようで残念。バス路線沿いの酒屋などまで簡潔ながら貴重な情報

<九州>
「黒崎~小倉@北九州の居酒屋&BARを制覇せよ!」
ネット上に情報の少ない北九州の酒場を紹介してくれる有り難いサイト

このブログをリンクに追加する
リンクフリーでございます(^ヮ^)

【広告】Advertisement