【残念ながら閉店】さようならグランドキャバレー「ハリウッド」東京都北区赤羽

惜しまれながら2018年12月30日に閉店。

ハリウッドハリウッド

俺は世代的に、キャバレーに憧れを抱いたって感じだね。
酒を飲める年齢になる頃には既にとっくに全盛期を過ぎてたから。
なんというか“古き良き時代”への憧れみたいなものの、象徴のひとつがキャバレーって感じ。

ハリウッド

まだキャバレーを名乗る店も現存はするが、ステージでバンドが演奏するスタイルのものは「ハリウッド」閉店で絶滅するらしいと聞いた。

ハリウッドハリウッド

さすがにオオバコの店内は、煌びやかだが古臭くもあり、でもそれが良い風情。
ステージでは確かにバンドが演奏してて、その光景にちょっと感動。

ハリウッド

席はかなり埋まっていて、店との別れを惜しむ客たちの心の涙が……とかいう雰囲気はなく、常連客が普通にいつものように飲みに来てるって空気。
客の年齢層はだいぶ高めで、ついでにホステスさんの年齢層も同様。

俺には若めの、40代くらいのホステスさんが付いてくれたが、おねだりして古参のホステスさんにも付いてもらった。
なんかねぇ、昔を知るベテランホステスさんに話を聞きたかったのよね。
ホウスボトルのウイスキーを水割りでガブガブ飲みつつ楽しんだ。

ハリウッド

存分にキャバレーの風情を楽しんで、さてまた別のお楽しみだ。
ショータイム。

ハリウッドハリウッド

この夜の演し物は、セクシーバーレスクだった。
事前に公式サイトでスケジュールを確認し、日程を合わせて行ったわけだ。

ハリウッドハリウッド

そりゃあ演歌歌謡ショーとかのほうが昭和って感慨があるんだろうが、演歌は嫌いだしな。
せっかくならセクシーな肢体を拝みたいわな。
いやぁ、良いものだった。

そんなこんなで「ハリウッド」を楽しんだ。
その記憶は店がなくなったあとも残る。

惜しむらくは日程的に北千住の店舗には行けなかったことだな。

だいぶ以前に大阪ミナミ「味園ユニバース」に行ったことがある。
そちらも閉店しているわけだが、「ハリウッド」と合わせて、キャバレーってのは楽しいもんだという大事な思い出だ。

↓「食べログ」での店舗情報

ハリウッド 赤羽その他 / 赤羽駅赤羽岩淵駅志茂駅

朝から飲めるぞと昔から有名な赤羽「まるます家」で朝からビールと鰻

やっぱね、酒を飲みに東京へ来たら「まるます家」にも立ち寄りたいよね。
そんなわけで、東京飲み屋巡り5日目の朝に。

ただ、観光地していないか不安もあったんだけどね。
「孤独のグルメ」で話題になり、テレビ番組「山田孝之の東京都北区赤羽」で赤羽が話題になり(こちらに「まるます家」は出てないが)、もはや観光スポットになってるんじゃないかって危惧していた。
が、平日の10時台ってこともあってなのか、思ったほど混んでなかったな。

まるます家:外観

行列とかもなく、フツーにカウンターに席を確保できて良かった。
混んではないが、そこは「まるます家」、やっぱこの朝の時間帯から先客が何人も。
カウンターだけでなく小上がりで宴会やってるのも何組か。
さらに二階にも宴会の予約があるようだよ朝なのに、さすが「まるます家」って感じだね。

もう10何年か前だが、「まるます家」には来たことがある。
当時から、酒飲みの間では有名だったんだよ赤羽に朝から飲める店があるぞって。
だから勤め人だった当時、会議で東京出張の翌朝に早起きして行ったんだよね。
確か宿泊は新宿だったんだが、わざわざ赤羽まで足を延ばしたね、そんだけ俺には魅力的だったんだよね。
で、その時のほうが、混んでた記憶があるな。
想像するに、やはり一時的にブームが来て観光スポットみたいになって、もとから常連だった地元のオッチャンたちが「いこい」とかに流れたのかなぁと思った……俺の憶測に過ぎないけどね。
そんなことを想像するほど、なんだか俺を含めて他所から来たっぽい客が目立つ気がした。

さて、朝からビールだ。

まるます家:ビール

赤星、いいよねぇ。

アテは、せっかくだから鰻にしよう、鯉と鰻が売りの店だしね。
蒲焼きが大きさの違いで1,800円と2,300円とあるのだが、ここは思い切って2,300円だ。
朝酒のお供には豪華過ぎるとも思ったが、まぁ旅先だし奮発しとこう。

まるます家:料理

山椒をがっつり、美味しくいただきました。
朝からビールと鰻って豪気だねぇ。

お酒はおひとり3杯までのルールも健在のようで、それに対する救済策の巨大チューハイもやはり健在。
オバチャンたちはキビキビと働き、客からの注文を復唱してオバチャンたちを仕切る司令塔のようなオバチャンが、なんだか面白いなぁオバチャンコントロールタワー。

朝からのんびり酒が飲めて、楽しいな「まるます家」。
また何年かあとにも立ち寄れるよう、健在であって欲しいね。

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↓「食べログ」での店舗情報

鯉とうなぎのまるます家 総本店居酒屋 / 赤羽駅赤羽岩淵駅

なんでわざわざと思いつつも誘惑に負けて「日高屋」赤羽東口店

東京に飲み屋巡りに行って、立ち飲み屋や大衆酒場に狙いを定めてあちこちウロウロしたわけです。
あざといほどに立ち飲み屋や大衆酒場、あと立ち食い寿司屋とかばっかターゲットにしてて、それ以外には見向きもしない姿勢だったわけですが、行く先々あちらこちらで俺を誘惑するものがあったのです。

「日高屋」。
都内あちこち、関東一円に展開する株式会社ハイデイ日高って埼玉の会社がやってるチェーン店、屋号は正確には「熱烈中華食堂 日高屋」っつうのね。

俺としては、酒場を巡るために東京に来てるわけで、「日高屋」は眼中にないわけよ。
なんでわざわざ東京まで来てチェーン店に入んなきゃいかんのよ、って。
いやまぁ「富士そば」には行きましたけどね。
「富士そば」もチェーン店だけど行くのを楽しみにしてたんだけど、「富士そば」には俺はちょっと思い入れがあるんだよ、でも「日高屋」には思い入れナッシングなのよ。

なのに、なのに。
行く先々で「日高屋」店頭の『冷し麺』をアピールする画像入り宣伝が俺を誘惑したのです。
いやもう暑いしさー、東京行ったのは4月下旬だったんだけど、天気には恵まれたが夏日ですよっていう暑い日が続いてさー、すっごく『冷し麺』が食べたくってさー。
もともと俺、冷やし中華が好きなのよ。
でもまだ今シーズンは冷やし中華はじまってないな、早く冷やし中華シーズン来ないかなって思ってて。
でもわざわざ東京に来て「日高屋」に入りたくねぇなーっていうのもあってねぇ、こらえてたんですよ。

だがついに、赤羽で誘惑に負けた。
とうとう「日高屋」に入ってしまった、赤羽東口店に。

日高屋:外観

さんざん朝から飲んでて、もう酔って自制心を失ってしまった。
もうこうなったら食うしかない、冷し麺を。
さっそく注文だ!

日高屋:料理

って、つけ麺かーいっ!?
なんだよこれ冷やし中華じゃねぇのかよ。
許せん。

日高屋:料理

具を盛りつけて、冷やし中華に改造しました。
あ、わかめは嫌いなので乗せません。
さぁ冷やし中華だ!
冷やし中華つーるつる。

うん、満足。
誘惑に負けて「日高屋」に入っちゃったけど、結果オーライ。

いちおう言っておくと、別に俺は「日高屋」にはなんの怨みもありませんよ。

↓「食べログ」での店舗情報

日高屋 赤羽東口店ラーメン / 赤羽駅赤羽岩淵駅

全国的に有名な大衆酒場「斎藤酒場」北区十条は何故名店なのか

居心地が良いからだ。
先に結論を言ってしまった。

東京飲み屋巡りで、ここだけは行っとかなきゃいけないだろうと思っていた。
全国的に有名な大衆酒場として定評があるし、リアルな付き合いのある酒場好きも強く薦めるのだ。
いったいどんな店なのかと、わくわくして向かった。
十条駅から歩いてすぐの、道幅は狭いけれど通りだが飲食店が立ち並んで楽しい通りにある。

斎藤酒場:外観

ちょっとくたびれた暖簾に風情があるねぇ。
そして半分開いた引き戸の向こうの、穏やかに賑やかな様子が伺えて期待が高まる。

斎藤酒場:外観

そこそこ広い店内は、だいぶ埋まっていた。
カウンターは一杯で、店の人の案内で奥の方のテーブル席に落ち着くことができた。

斎藤酒場:店内斎藤酒場:店内

古いんだけど、すっきり整然とした印象の店内。
高めの天井の木目を活かした質感、煌煌と明るい蛍光灯も気負いがなくって良いね。
すごく歴史を感じさせる趣のある……とかってのを想像してたが、案外とあっさりした大衆酒場の風情だね。

さて、まずはビールだ。

斎藤酒場:ビール

赤星、いいねぇ。
ビールと一緒に落花生がお通しで出てきて、それをかじりながらのビールがうまい。
ビールを持ってきてくれた店のオバチャンに、おすすめを訊く。

斎藤酒場:店内

いくつかおすすめされた中から、新たけのこ煮350円也を注文。
あー、シャキっとしながら柔らかく、出汁の味は優しくて、これはうまい。

たけのこと落花生をアテにビールを楽しみつつ、とても居心地の良さを感じた。

斎藤酒場:料理

混んでいるけど、うるさくない。
適度に賑やかで、客はみな節度のある酔いを楽しんでいる空気。
店のオバチャンの接客は優しく、それが客にも伝播して穏やかな雰囲気になるのだろうか。

ところで、たけのこが美味しいのでビールもいいけどポン酒だなと思った。

斎藤酒場:酒

酒を常温で。
銘柄はなんだったか、指定もしなかったと記憶している。
俺はメニューに“清酒”とだけ記してあるようなものを注文するのが好きなんだよ、特に気取らないくだけた酒場では。
どういう酒が出てくるか楽しみというのもあり、また銘柄を指定するのが小難しく野暮なように感じるんだよな、ここのような古くからの大衆的な飲み屋ではね。

酒がすすむので、アテを追加する。

斎藤酒場:料理

月見納豆250円也。
なんでもないシンプルな、料理と呼ぶのもどうかという簡単なものだが、こういうのをポン酒に合わせるのが好きだ。

テーブルの天板が、古いが綺麗に使われているもので、味わいがある。
店内あちこちも、見渡してみると味わいがある。

斎藤酒場:店内

椅子が不揃いなのも、なんだか好きだな。

斎藤酒場:店内

歴史を感じさせるようなものも、控えめにある。
あくまで控えめで、老舗であることを大仰にアピールするようなところはない。
また全国的に名の知れた大衆酒場の名店だよという驕りみたいなものも、一切ない。
ああ、普通に良い飲み屋なんじゃないかと、ちょっと観光目線だとガッカリしないでもないほどだ。

店に箔をつけようと、敷居の高さを演出したり、頑固親父っぷりを演出したり、わざと行列を作ったり、メディアに取り上げられたことを見せびらかしたり、そういったこととは一切無縁だ。
当たり前に客を迎え、当たり前に酒と料理を楽しんでもらう。
ようこそいらっしゃいという気持ちをもって。
ただそれだけだから、名店だ。

とても良い店だね。
ここで飲めて楽しかった。

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↓「食べログ」での店舗情報

斎藤酒場居酒屋 / 十条駅東十条駅

おでんが恋しい季節ではもうないんだけどせっかくだから「丸健水産」北区赤羽

赤羽1番街にやってまいりましたよ。

赤羽1番街

有名な「まるます家」がある通りであり、路地に入ると生活感のある商店が並び、小学校もあって暮らしと密接しているんだよね赤羽1番街。

おでんダネを売りつつ、その場で立ち食いできる店があるとネットで情報を拾っていた。
まだ4月、そこまで暖かくもなく上着は手放せないという日もありながら、もう春から初夏へと季節はシフトしているとも感じる時期だったが、この日はもう夏日ってな感じの気温であった。
だから、おでん食いたいなって気分でもなかったんだが、せっかくだから立ち寄りました「丸健水産」。

丸健水産:外観丸健水産:外観

店先の立ちテーブルで、何組かの客がおでん食って酒飲んでるね。
アルコールもいくつか種類を用意してるんだね。

丸健水産:メニュー

さて、何だったか賞をとって日本一だったっけかの絶品はんぺん、それを食ってみねばなるまい。
単純に俺は、はんぺんが好きだし。
九州では、おでんにはんぺんが入っているのをあまり見かけず、不当に認知度が低いのだよね、はんぺん。
美味しいのに、みんなもっと食えばいいのに、はんぺん。
あと、やはり九州で認知度の低い、ちくわぶ。
この二つを注文してみましたよ。

丸健水産:おでん丸健水産:おでん

ふむ、はんぺん、うまい。フツーにうまい。
絶品とまでは正直思わなかったんだけど、はんぺん美味しいです。
それよりむしろ俺にとっては、ちくわぶが絶品だったよ。
実は、今まであんまり美味しいと思ったことはないんだよね、ちくわぶってさ。
自分でおでん作るとき入れてみたりしたが、どうにも美味しいと思えず、うどん粉の塊にすぎねぇじゃんとか感じていたんだよね。
だが、此処のちくわぶは、美味しかった。
もしかして、火の通し方とかの問題かしら、九州人の俺には上手に扱えずにいたのかもしれんね。
いや、この店の、おでんダネとしてのクオリティが高いから美味しいのかもしれないけど。

丸健水産:酒

酒はカップ酒を、東京都内唯一の酒造「小山酒造」の、マルカップを。
うん、フツーにうまいです。
ところで、通はマルカップを飲んで少しだけ残しておいて、おでんスープをそこに注いでもらうという飲み方をするのだという情報も拾っていた。
けどね、やってみようとは思わなかったわ……美味しいって気がしなくて。

ちくわぶの美味しさを知り、未知と出逢ったわけだが、未知の酒おでんスープ割りには出逢わずに済ませた。
もしかしたら、勿体ない機会損失だったのかもしれないが、生きてりゃまた機会もあるんじゃないかってことで。

それにしても買ってその場で食う客ばかりのようだが、ちゃんとタネだけ売ってもいます。

丸健水産:外観

近所で暮らしてる人は、買って帰るんだろうね、晩酌のアテとかに。
俺も含めた観光客の立ち飲みが目立ちつつも、生活密着感もあるよなぁって店でした。

↓「食べログ」での店舗情報

丸健水産おでん / 赤羽駅赤羽岩淵駅

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どうも、割った鍋です。
食べたり飲んだり、飲んだり。
九州在住、大阪常駐。

大衆酒場、立ち飲み屋、酒屋の角打ちが好きです。

重度の喫煙者であり、昼酒を好むという、社会的にちょっとアレなオッサン。

2014年9月24日開設


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