ふらっと寄って軽く一杯「百」京都市中京区錦小路通高倉西入ル西魚屋町

京都の河原町で飲んで、せっかく京都に来てるんだからハシゴしようと西院へ向かうことにした。
阪急電車に乗ればすぐだが、あえてちょっと歩いてみようと思った。
普段の行動圏ではない場所を、気の向くまま歩くのが好きだ。

百

一軒の店が気になった。
ビニールシート張りの店先、そういう安っぽい外観の店は好みなのよね。

百

あっ、ここって「百」なんだ。
だいぶ前に、京都で行きたい店としてリストアップしてたな、夕方早めから飲める100円立ち飲みとして。
今も安く飲めるのかな、看板に入店料無料って書いてあるから以前は単価が低い代わりに入店料がかかったんだな、とか思いつつ通りすがったし飲むか、と店内へ。

百

酒を一杯と、惣菜をひとつ。
パックされた惣菜がたくさん積んであって、そこから好きに選ぶ。
事前に金券を買って支払うシステムだが、内心めんどくせぇなと思ってたら一杯しか飲まないなら現金でもいいと言ってくれたので、良かった。

百

惣菜をセルフレンチンして、独り飲みに適した壁向き立ちカウンターでいただいた。
ふらっと寄ってサクっと飲むのにお誂え向きだと感じた。

百

なんかいろいろ試行錯誤しつつ店を維持してるのかもな、と思わせる空気があった。
安く飲ませてくれるために頑張ってくれてるんだと思う、ありがとうございます。

この店にようやく行けたのは2019年12月25日
↓「食べログ」での店舗情報

立ち飲み居酒屋・バー / 烏丸駅四条駅(京都市営)京都河原町駅

ようやく4年越しの感慨「たつみ」京都市中京区裏寺町通四条上ル中之町

いつだったっけ、と確認してみたら2015年3月5日のことだった。
その日、河原町の「たつみ」に行き損ねた。

たつみ

京都いえば「京極スタンド」くらいしか知らなかったその頃、きっと他にも素敵な酒場があるはずだと調べて「たつみ」の情報に辿り着いき、これは間違いなく俺が好きなやつだと確信していた。
そして京都を訪ねる機会があった際、意気揚々と向かったんだが、なんと定休日に訪問してしまうという間抜けなミスを犯してしまったのだ。
木曜定休だということを把握していなかった、まったく自己責任の落ち度で「たつみ」で飲むことは叶わなかった。

たつみたつみ

それから、なかなか京都に足を延ばす機会はなく、時は流れてようやく4年越しで「たつみ」の前に立った。
前回も、休業している店舗の前に立ち尽くしたわけだが、その頃と佇まいは変わってないなぁという喜び。
今回はちゃんと看板に灯がはいってるぞ、という喜び。

たつみたつみ

昔ながらの、という店先の風情。
昼から飲める店で12時開店、このとき16時で、もうだいぶ客が入ってるんだろうなと思いつつ店に入った。

たつみ

“座り”は埋まってたが、“立ち”はなんとかいけた。
もともと此処は立ち飲みと認識していたので、むしろ立ちでウェルカム。
まずビール、キリンラガー瓶があって嬉しい。

たつみ

立ったポジションはあんまり良くなくて、店内を見渡しにくかった。
壁にはどの面にもたくさんの品書き短冊が貼ってあるが、その全容はうまく把握できなかった。
が、まぁとにかくラインナップ豊富だねぇ。
観察してると、日本全国の酒のアテが揃ってるって様相だな、ルイベとか“へしこ”なんかもあるんだね。

たつみたつみ

あなきゅう、それからビールを飲み干して清酒を。
地酒もいくつかあったけど、あえての“清酒”を。
こういう、昭和の空気で賑やかな酒場では、ちょっといい酒よりは名もなき“清酒”っていうのが気分だ。

たつみ

あなきゅうは、無難な選択として選んだ。
京都だしなぁ、鱧とか注文しようか、天ぷらあるよなぁ、とか思ったんだけどね、やめた。
“あらあら、鱧ですの、今の時期は旬と違いますんやけどなぁどす”とか思われるかもしれないと、イモを引いた。
意気地のない俺である。

たつみ

さらに無難に、コロッケ。
いや、酒のアテはなんでもよかったのよ、この店で飲めてるってだけで感慨ひとしおだったから。

それはそうと、店のスタッフは若い男子中心で、忙しく良く働くなぁと思ったんだけど。
品物を受け渡すカウンターの奥、厨房の人がすごかった。
だいぶ年齢を重ねられた女性で、もしかして女将なんだろうかと思ったが、調理をこなしながら客席の様子をばっちり把握してるんだよ、そして若い男子たちの司令塔になって店をコントロールしている。
すごく、デキる人だなぁって感心した。
そういう人に支えられて、素敵な酒場ってのは存在できるんだよねぇ。

想いが募っていた「たつみ」、予想以上に良い店だったよ。

この店にようやく行けたのは2019年12月25日
↓「食べログ」での店舗情報

たつみ居酒屋 / 京都河原町駅祇園四条駅三条駅

にしんそば食ったよ京都に来たついでに「都そば河原町店」

「京極スタンド」に行くために京都へ足を延ばしたが、せっかくだから他の店にも行きたいと思ってた。
実は事前に情報収集してて、行きたい店があったのだが運悪く休業日だった(情報収集の詰めが甘い)。

このまま大阪に戻るのも、なんか勿体ないな……。
そうだ、にしんそば食おう。

九州では食べる機会のないものだから、ここで食べておけば京都に来た甲斐がある。
いっそのこと元祖であるらしい「松葉」で食べようとも思った、四条にいるから場所的に近いし。
が、ちょっとググってみたら1,200円もする……ちょっとね、にしんそばに1,200円は払えん。

そこで、手軽に済ませることにして「都そば」へ。

都そば:外観

チェーン展開してる立ち食いそば屋だ。
こちらは河原店になります。

都そば:看板

店頭のメニュー確認、にしんそば520円か。
立ち食いにしちゃ高額商品だが、まぁ許容範囲だ。
さっそく注文。

都そば:にしんそば

こちらが、にしんそばになります。
そばとネギに隠れちゃってるが、程よいサイズのニシンがのっております。
まずニシンをかじると、ウマいんだよこれが単独でポン酒のアテにしたい味だよ。
薄味のスープ、なんの変哲もない麺とのマッチングも具合よろしおす。

オバチャンふたりが、無駄のない仕事をテキパキやってるのを眺めながら美味しくいただきました。
平日の13時台、観光客と思われる人も、この辺で働いてるだろう人も、ひっきりなしに来店してはサッと注文しサッと食べて去って行く。
そんな状況だから、ニシンだけと酒を注文できないだろうかと内心では思っていたが、それも野暮だなと自粛。

都そば:看板

表のメニューには英語表記も併記されている、さすが観光地だなぁ。
思い切って「松葉」で食べても満足度は高かったかもしれんが、ここで十分に満足いたしました。

もっとも、「都そば」って大阪発で関西各地に展開してると後で調べて知ったから、京都でしか入れない店ではなかったんだけどね。
でもまぁ、京都でにしんそば食ったという点で満足とする。

↓「食べログ」での店舗情報

都そば 河原町店そば(蕎麦) / 河原町駅祇園四条駅三条駅

たぶん10年ぶりくらいに京都四条の「京極スタンド」へ行ってみた

大阪へはちょくちょく行っているが、京都へ行くことはあまりない。
たぶん2006年のことだったと思うが「京極真珠」という映画の自主上映を観に行ったのが、もっとも直近の京都行きであり10年ほど前ってことになるね。

京都四条

京都というのは俺にとってアングラな街でありテント芝居や小劇場演劇、また「磔磔」や「拾得」をはじめとして個性的なライブハウスがある音楽の街という認識である。
歴史的建造物とか寺社仏閣とかには興味がないのである。
教養のない男です、生まれてきてすみません。

そしてまた、おばんざい、京野菜なんかも興味がないので、京都での飲み食いにもそんなに興味がなく。
だから京都へ行ってもバンドマンがやってる飲み屋とかにしか行ったことがない。
先斗町の店に行ってみるほどの金も品位もないしなぁ。

そんな俺が京都の街を昼間にブラブラしていて、その外観を一目見て“これは入ってみねば!”と心を動かされたのが「京極スタンド」だ。

スタンド:外観

なんというか、昭和だねとかレトロだねという表現は陳腐過ぎて使いたくない感じの、そこだけ時空間の因果律から逸脱しているような、そんな軽いショックを受けたことを今でも覚えている。
ロケーション的には観光客も多い賑やかだが少し地味なアーケード街の中にあり、「スタンド」だけが異彩を放っていたのであったよ。

そんな「スタンド」に、久っさしぶりに訪れてみたわけです。
正直、もう今はそこまでの異彩を放ってはいないね。

スタンド:看板

なんだか周囲にとけ込んでる感もある。
普通にレトロな食堂という印象になった気がするなぁ。

店に入ると左手には丸いテーブルがいくつか、右手は大理石の長いカウンター。
そのカウンターは幅が狭く、それを挟むように椅子が配置されていて、見知らぬ客と“お見合いかっ!?”というほど至近距離で接することになってしまう。
なので、先客とガチ対面にならないよう少しズレつつ座る。

平日の13時半頃、普通に食事をしているカップルや、連れといっしょの若者が多い印象。
ちょっと客層はファミレスっぽくさえある。
ま、もとから洋食も中華も定食もあるよっていう食堂的メニュー構成の店なので、ファミレス的な使い方でもおかしくないんだよね。

スタンド:ビール

俺は独りでキリンスタウトを。
ビールとともに伝票がでてくる。
この特徴的な伝票、変わってないなぁと少し嬉しくなった。

スタンド:伝票

なんとなく内装が変わったような気もするが、それは気のせいで何も変わっていないのかもしれない。
でもなんだか壁面の品書きの貼り方とか変わったような気もするんだけどなぁ、記憶力には自信がないほうだが。
なにはともあれ健在なのは嬉しいし、今の若者にも普通に愛されているようなので、なによりだと思ったよ。

↓「食べログ」での店舗情報

京極スタンド居酒屋 / 河原町駅祇園四条駅烏丸駅

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どうも、割った鍋です。
食べたり飲んだり、飲んだり。
九州在住、大阪常駐。

大衆酒場、立ち飲み屋、酒屋の角打ちが好きです。

重度の喫煙者であり、昼酒を好むという、社会的にちょっとアレなオッサン。

2014年9月24日開設


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