けっこうクセのある店ってことになると思うが俺は好きだな「かんむりや」西成区山王

<追記:2019年11月23日>
なんとまぁ、4年ぶりの再訪になっちゃったな「かんむりや」。

かんむりや

こないだ十三で観た映画、西成をモチーフにしてたり助成金に関する大阪市の対応でもちょっと話題になってる「解放区」という映画に、この店が登場していた。
店がロケ地となっただけでなく、店主が出演もしていた。
それで、ああ「かんむりや」行きたいな。と。

かんむりや

瓶ビール、店主が華麗に抜栓してくれた、華やかな音とともに。
平日の16時台、狭い店内はほぼ埋まり、カウンターの隅になんとか座れた。
気づけば先客の会話の輪に自分も加わっている。

かんむりや

ビールのアテに、6Pチーズを2個(1個80円)
個包装の上から塩が振られていて、いったん皿に振り落としてから剥いて、塩をつけて食った。

かんむりや

チューハイ300円。
先客数名、ほぼ「解放区」を観てて、映画の内容とかについて話して、受け取り方がそれぞれだなぁと楽しかった。
一方、店主はお好み焼きと格闘していた。
けっこう長いこと、じわじわと工程が進み、合間に飲み物のオーダーをさばきつつ、たぶん30分以上かかってお好み焼きが完成したなぁ。
いちから、手抜きなしに手作りする過程を眺めているのも酒のアテになったな。

やっぱり独特の空間だったな、楽しかった。
今度は短いインターバルで、また寄ろう。

この店に行ったのは2019年11月22日

<初回投稿:2015年07月15日>
地下鉄御堂筋線でいえば動物園前から天王寺へのルート、の地上はなかなか広い道路で立派なビルも建っているけど(主に進行方向左手)庶民な家屋も混在(主に進行方向右手)してるねぇ。
東横INNあべの天王寺&ホスピタルINN市とかいうホテルと病院のハイブリッド? を左に見つつ小さい角を右手へ入って行くと、昔ながらの庶民の路地だねぇ。

この路地に「かんむりや」という、ちょっと個性的な店があるとネットで情報を拾っていたので、そこを目指していたわけです。
なんか暗い通りだし家とかアパートが並んでて店なんかあるのかなと思ったが、あった。

かんむりや:外観

こちらが「かんむりや」。
派手な“ジャグジー!”っていう電光看板は向いの銭湯のもので「かんむりや」とは関係ございません。

つーか、そこが目的の店だと思わずに通り過ぎてしまった。
飲み屋を探している気でいたから、店先のテントに“いか焼き・たこ焼き”と大書してあるのだけ目に入って、ここは違うなと思ってしまってね。

壁やドアがなくオープンな店先は透明ビニールで覆われている。
狭くてゴチャゴチャした店内はカウンター数席のみ、カウンターの奥もゴチャゴチャ。

かんむりや

俺を見知らぬ一見客と認識するや、お客さんの写真は撮らんとってと店主から一言あったのが西成区ならではか。
先客は一名あって、その隣の隣ほどに陣取って、まずビール。

かんむりや

ラガー缶ですよ。
雑然とした小さな店で、出すビールが缶ビールっての、そういうの好きだよ俺。

かんむりや

いや生ビールや瓶ビールもあるんだけどね、あえて缶ビールが、この店の空気に合う気がしてね。

なんというか……路面店なのに雑居ビルの地下にあるかのように穴蔵っぽい。
いや漢字一文字で表すなら“窟”ってのが最も似合うかなぁ。
とはいえ、別に魔窟ではないよ。

かんむりや

ビールのアテに、ちくわちーず200円を注文。
スナック菓子も添えられ、なかなかのボリュームだ。
つーか、この店は食べものメニューがやたらと豊富で、しかもすごく安い。
100円台のアテが多く、300円も払えば立派にメシも食えるんだよ玉子丼とかカレーライスとか。
なんでもあって安いという、食べものワンダーランドって感じ。

先客と店主と、日本芸能界で最初に巨乳として認識され、それが売りになったのは河合奈保子で間違いないだろうか、いやアグネス・ラムかもしれないが彼女は今でいうグラビアアイドルであり歌手としてデビューして巨乳が注目された河合奈保子のほうが偉大であるみたいな、実にくだらない話をしながら楽しく飲んだ。

かんむりや

くだらなさに興が乗り、チューハイレモンを。
大きなジョッキに、なみなみ300円。
巨乳のほかにも、俺の後から来た客とも実にくだらない会話を楽しんだ。
店主は控えめでありつつ、客同士の会話に良い感じで燃料を注ぐのが絶妙だ。
初めて訪れたが、ついつい長居してしまったよ居心地が良くて。

人によっては、小汚く、うんさんくさい店だと拒絶反応を示すかもしれない。
しかし、安さという判りやすい魅力がありつつ、目には見えないが“世の中にはいろんな奴がいて互いに尊重し合って楽しくやれると良いよね”っていうような、個人主義かつグローバルな空気を感じた。
大阪の西成区の片隅でグローバルかよと思われるかもしれないし、インターナショナルな客層でも全然ないんだけど、視野としてのグローバルさというのは、こういうところに息づいている気がするんだよね。
俺は好きだなこの店、また立ち寄りたいと思ったよ。

↓「食べログ」での店舗情報

かんむりや居酒屋 / 動物園前駅新今宮駅前駅今池駅

酒が好きだが映画も好きだ「八福神」大阪市西成区萩之茶屋

新世界東映で映画を観たあと、ちょっと歩いて「八福神」へ。
この店は通り沿いで目立つし、昼も真夜中もやってるなぁと気になっていた。

八福神八福神

そういや屋号も気になってたな、なんで七福神じゃなく八福神なんだって。
そんな疑問の答えが、店先に貼ってあった。

八福神

割とキャパのある店内、平日の16時台そこまで混んでおらずゆったり。
ビールケースをひっくり返して椅子にしたものに座り、まずビール。
キリンラガー瓶があって嬉しい。
タバコも喫えて、有り難い。

八福神

食いものメニューは焼いたり揚げたりしたもの主体か、お造りなんかはないのかな。
それにしても、安いな。

八福神八福神

さばの煮込み、肉豆腐。
あ、たまたまどっちも焼いたり揚げたりじゃないものを注文してたな。
俺としては、焼いたり揚げたりしたものより、煮たものが酒がすすむ気がするんだよなぁ。

八福神

それにしてもこの店は壁にポスターやらチラシやら貼りまくりだな、と眺めていたらイベントが発生した。
いわゆるユーチューバーが撮影をする様子で、店の人と誰かオシャレっぽい人物と段取りを始めだした。
俺が座ってる近くで始めたんで、俺は邪魔にならないかと声をかけたが大丈夫とのこと。
どんな内容なんだろうと耳を傾けてたら、ある映画をテーマにしたインタビュー的なものだった。

IMG_002223.jpg

ちょっと話題になってる、西成区ってゆーか釜ヶ崎をモチーフとした「解放区」って映画ね。
ライオンみたいな見た目の店主が、よかったら、とチラシを手渡してくれた。
うん、観ようと思ってるんだよね俺も。

IMG_002222.jpg

ユーチューバーの撮影は続くが、俺は俺でマイペースに日本酒を2杯。
この日の撮影の配信をYouTubeで探してみようかねぇ。

この店に行ったのは2019年11月15日
↓「食べログ」での店舗情報

八福神立ち飲み居酒屋・バー / 新今宮駅新今宮駅前駅動物園前駅

ユニークな音楽バー「COCOROOM」大阪市西成区山王

やたらとチャイナ系オーネチャンカラオケ居酒屋ばかりが目立つ動物園前一番街だが、この商店街にこんな店があったのかと驚くほど意外な存在感のバーがあった。

COCOROOM

なんと、クラシック音楽バー。
チャイナ系オーネチャンカラオケ居酒屋だらけの界隈で、冒険だなと思った。

COCOROOMCOCOROOM

しかしまぁ、店の外観は現実離れした賑やかなゴチャゴチャ感があって、あぁこの通りに似合ってるな、と思った。
そんな店「COCOROOM」は、酒が安いしノーチャージで飲めるようだ。
それは入ってみなきゃね。

COCOROOM

ジャックダニエルをロックで。
爆音でクラシックを聴きながらのウイスキーは格別だ。
タバコも喫えて有り難い。

COCOROOMCOCOROOM

店は、外観同様に内装も気取らないゴチャゴチャ感がある。
なんなら、ぜんぜんバーに見えないと言ってしまうこともできちゃう。

COCOROOM

なにより、小上がりを占めるオーディオシステムが、この店の目玉だね。
俺は音響機器とかさほど興味がないので判らないんだけど、これってもしかしてマニア的には垂涎の機器なのかな。
オーディオは判らなくとも、少なくとも音の大きさは俺にとっても快楽で、テンション上がった。
再生されていたのは、誰かが作曲した誰かが演奏するピアノ独奏。
そう、俺はクラシック音楽についても判らない。
それでも大きな音で、音圧で、クリアに奏でられる音楽というものは、やはり快楽だ。

COCOROOMCOCOROOM

この店は音楽には勿論こだわり、矜持があるに違いないのだが、他にも小さなこだわりを目にした。
イエーガーマイスターが、メニューではイエーゲルマイスターと表記されていた。
ドイツ語読みか、と面白く思って、せっかくだから注文した。
イエーガーください、って言ったけどね。

面白い、ユニークな店だよね。
まぁ昔から名曲喫茶ってのはあるし、音楽を聴かせるバーもあるけど、それを西成区のチャイナ系オーネチャンカラオケ居酒屋地帯でやるってのが、他にないユニークさを感じる。

西成区の萩之茶屋や、太子や山王、この辺りはヤバいエリアだという先入観がずっとそのままの人もいるだろう。
特に大阪ネイティブの人に、それは強いように思える(そういう声を何度か直接聞いた)。
そういうエリアで、クラシック音楽という高尚(とされているもの)をブチ込んできた飲み屋が或る、というのは最高に面白い。
この「COCOROOM」は、動物園前一番街の特異点になるのかもしれないという面白さがあるよなぁ。
もっとも、この界隈は「難波屋」のように音楽と密接な酒場がもとからある。
ブルースやジャズ、加えてクラシックと、もっと音楽を楽しむ町になったら良いなぁ。

この店に行ったのは2019年11月10日
「COCOROOM」大阪市西成区山王1-15-11 Twitter

思ったよりいい感じだった「安呑家」大阪市西成区太子

新世界東映で映画を観たあと、酒を求めて動物園前一番街。
やたらとチャイナ系オーネチャンカラオケ居酒屋ばかりが目立つ通りだが、普通の居酒屋も存在する。

安呑家

「安呑家」、屋号の読みは“あんどんや”なんだね。
存在は認識してたが、なんだか看板のチープなデザインのせいで、なんとなく敬遠してたんだが寄ってみた。

安呑家安呑家

まずビール、キリンラガー瓶があって嬉しい。
アテにポテトサラダ、量も味付けもナイスちょうどいい。

安呑家

女性二人、たぶん母娘なのかなで店を切り盛りしていて、そのせいかアットホームな雰囲気を感じた。
常連客との距離感も、近からず遠からずに思えた。

安呑家安呑家

馴染めない空気だったらビール飲んでサッサと撤収する心積もりでいたが、もうちょっと飲もう。
玉子焼きをお願いして、それをアテに日本酒を一杯。

思ったより、なんかいいなぁ、と感じた。
あっ、そういえば看板に“立呑み処“とあったが、座りの店でした。

この店に行ったのは2019年11月10日
↓「食べログ」での店舗情報

安呑家立ち飲み居酒屋・バー / 動物園前駅新今宮駅前駅今池駅

あの曲は流れてなかった「10cc」大阪府大阪市西成区山王

更新をサボっていた時期の積み残し……この店に行ったのは2018年11月4日。

日曜の朝、モーニングを求めて動物園前一番街。

10cc

この「10cc」という喫茶店は、以前に店の前を通りかかったことがあって存在は知っていた。
そして“あの10ccかな? いつか寄ってみよう”と思っていた。
あの、というのは"i'm not in love"という楽曲で日本でもお馴染みのイギリスのバンド、10ccのことね。

なんか音楽喫茶的な店かなぁ、店先シャレてるしなぁ、とか予想してたが普通に喫茶店でした。
近所のオッチャンたちがモーニングに寄るような店でした。
俺もモーニングを。

10cc

この内容で350円って嬉しいよね。
サンドウィッチに茹で玉子、バナナまで付くんだよ、すごくお値打ちモーニング。

でもまぁ、店内で10ccの曲はかかってなかったね。

10cc

それからついでに、店先に英文が書かれてるんだけど、これ調べるとイーグルスってバンドの"the sad cafe"という曲の歌詞なのよね。
どうやら、別に10ccのファンの店ってわけじゃないようだね、ぜんぜん。

まぁ俺もそんなに10ccのファンってわけじゃないので、いいんだけどね。

↓楽曲に興味をもったら聴いてみてね(要AmazonPrime)、これは広告じゃないよ。




↓「食べログ」での店舗情報

喫茶テンシーシー喫茶店 / 今池駅動物園前駅新今宮駅前駅

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どうも、割った鍋です。
食べたり飲んだり、飲んだり。
九州在住、大阪常駐。

大衆酒場、立ち飲み屋、酒屋の角打ちが好きです。

重度の喫煙者であり、昼酒を好むという、社会的にちょっとアレなオッサン。

2014年9月24日開設


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