巷で話題であるらしい『吉呑み』を試そうと「吉野家」へ行ってみた

「吉野家」って、確か以前はアルコールは1人3杯までとかって赤羽の「まるます家」みたいなルールがあったと記憶している。
そんな飲酒客にウェルカムと思えない印象だった「吉野家」ですが、飲酒客を新たな客層として掘り起こそうとしての(と思われる)『吉呑み』を打ち出してきたわけだよね。
まぁ“ファミレス飲み”が注目されたりと、業種の枠をちょっと越えて顧客を獲得しようという流れがあるわけで。
居酒屋のほうからはランチ営業をして違う時間帯の違う客層をキャッチしようという動きは以前からあったし。

そんなこんなの『吉呑み』ですが、最初は“ケッ!( ゜д゜)”と思ってたんだよね。
なんかトレンドにのっとこうみたいな安易さを感じたし、酒を飲むにもアテになるのは牛丼のアタマとか焼き鮭とか、プロパーのメニューからの流用しかないと思ってた。
だがどうやらちょっと違うかも、とネットで断片情報を目にしていて気になり始めたので、行ってみた。

吉呑み:外観

行ってみたんだけどさー、『吉呑み』って17時からしかやんないのかよ(店舗によって違いはあるかもしれない)。
なんだよ、昼飲みには使えないのか。
つーか、17時だったら居酒屋とか開いてる時間じゃない、だったらわざわざ「吉野家」で飲もうと思うかね? フツーに居酒屋に行ったほうがいいんじゃないの?

吉呑み:外観

ついでに、俺が行った店舗だけとも思うが、『吉呑み』の看板は控えめにしか出ておらず、あんまり店としてはヤル気ないのかなぁと思ってしまった。

さて店に入ってみると、どうやら『吉呑み』のために改装されているようだった。
「吉野家」ってカウンター席ばかりな印象だが、確かに入ってすぐは厨房を囲んでカウンターだが。奥にはテーブルが何席か用意されていて居酒屋っぽいレイアウトになっていた。

吉呑み:店内

そしてなんと、喫煙ブースが作られていたのです!

吉呑み:店内

『吉呑み』に最初は興味をもたなかったのは、飲めるにしてもタバコ喫えないじゃんってファクターもあった。
まぁ禁煙でも短時間なら耐えられるが、ゆっくり酒を飲むにはタバコは必要だ。
わざわざ作ったであろう喫煙ブースを目にして、ちょっと『吉呑み』に肯定的になりましたよ。
外食産業で禁煙が奨励されてる風潮のある今、わざわざ喫煙者の利便性を考慮するとは評価できるじゃないか。
と同時に、「吉野家」がどういう客層をターゲットにしようとしているかも垣間見えて、なるほどと思う。

喫煙ブースに近いテーブル席に着くと、若いオニーチャン店員クンがオーダーを取りにきてくれた。
テーブルにはメニューが、通常の牛丼とかのものしかなく『吉呑み』メニューは見当たらなかった。
『吉呑み』ってやってないのと店員クンに訊くと、あっと腕時計で時間を確認し、『吉呑み』メニューを出してくれた。
店舗内でも17時から『吉呑み』というのは浸透していない様子だったな。
“ウチで酒飲むひとなんかいないでしょ”って感じなのかね、特に若いオニーチャンって酒を飲まないからね最近。

吉呑み:メニュー

ドリンクメニューは、こんな感じ。
ビールの銘柄を確認すると俺の好きじゃないやつしかなかったのでパスして、ハイボール350円也を注文。

吉呑み:メニュー

アテは、想像以上にけっこう豊富なんだね。
とりあえず様子見に、安いものを選んで注文してみた。

吉呑み:料理

煮玉子100円、ウインナー250円。
ウインナーはクズ肉寄せ集め感がとてもあるもので、それもまたチープでいいんじゃないかな。
煮玉子は“イチオシメニュー”として推されていて、同じく推されている牛煮込みも試してみようと思った。
最初に『吉呑み』のことを知ったとき、アテは牛丼のアタマくらしか出てこないんだろうと想像したわけだが、果たしてイチオシメニュー牛煮込みはどのようなものか、ぜひ確認してみたかった。

吉呑み:料理

こちらが牛煮込み350円也でございます。
おお、牛丼のアタマじゃない、そんな手抜きはしてなくて、ちゃんと牛煮込みっぽい。
肉は、正しくスジ肉っぽくて、これはまさに牛煮込みだよねって納得できるんだよこれがまた。
いい具合に脂身も多くてねぇ、上等な肉じゃないよってのが、いいね。

牛煮込みにはホッピーを合わせようかと思ったが、ホッピーセット400円って安いなとも思いもしたが、なんだか煮込みにホッピーってのは東京に憧れる“お上りさん”みたいだなと感じてやめた。

吉呑み:メニュー

メニューにある“冷用酒”ってのは妙な表記だがこれは日本酒なんだよネと店員クンに確認し、それを注文。

吉呑み:酒

うん、冷酒っぽいポン酒でしたよ。
吉野家ロゴがはいってグリーンの瓶が、なんかカワイイね(ちょっと欲しいかも)。
牛煮込みとポン酒で、なかなか良い気分。

そしてさらに、メニューに“牛すい”というものがあるのが気になった。

吉呑み:メニュー

これは、あれか、“肉吸い”的なものか。
確認せねばなるまいと(もうだいぶ腹は満ちてきていたが)注文。

吉呑み:料理

こちらが牛すい350円也でございます。
うん、なんかね、ツユたっぷり肉豆腐って風情だよね。
大阪の“肉吸い”とは、似て異なるものと申し上げたい。
タマネギが、シャキっと生っぽさを残して入ってるのもね、なんか違うし。
でもまぁ、これはこれで悪くはないんだけども。

なんやかんや、いろいろ注文してしまった。

吉呑み:伝票

会計1,740円也、メニュー記載の金額は税込なので計算しやすいねぇ。
にしても、1,700円だったらフツーに居酒屋に行ってもいい予算だから、そこはぜひ「吉野家」でって必然を感じるほどの安さはないというのが正直なところだ。
いや、俺が面白がっていろいろ注文したからかな?
でもやっぱり、一般の人が酒を飲むのに居酒屋じゃなく「吉野家」を選ぶ優位性には乏しいかな、価格面では。

しかし「吉野家」のターゲティングは、わからないでもない。
牛煮込み、ホッピーといったメニュー構成から、東京の下町の飲み屋を想起させたいんじゃないか、そういう店に慣れ親しんでいたり憧れを感じる客層を相手にしたいんじゃないかと思えるのよね。
加えて大阪の“肉吸い”も投入するあたり、関東関西ひっくるめての大衆酒場文化みたいな路線を目指しているように感じもするんだわ。
これはちょっと、東京の築地から発した「吉野家」らしい矜持を感じさえするわ、好意的に考えると。

そうなると、この『吉呑み』は地方での展開にこそ注力してらいいよねって思う。
地方ではなかなか触れられない大衆酒場文化、立ち飲みなんかの独りでフラっと立ち寄って飲む文化、そういう方面の魅力を訴求できれば、狙ってる層に歓迎されるんじゃなかろうか。

価格面でフツーの居酒屋に対する優位性に乏しく思ったが、「吉野家」は独りで立ち寄り易いアドバンテージがある。

地方の人間は独りで飲むことに慣れてないと思えるし、居酒屋側もグループ客を重視した経営スタイルが目立つ。
そういう土地では『吉呑み』のスタンスは面白いものになるかもねって思う。
独り飲みをやってみたいけど、どうも居酒屋には入りづらいって人に、救済になるのかもね?

さらにもう一歩、17時からじゃなく昼間っからやって欲しいんだけどな『吉呑み』。
それこそ地方でこそね、昼から酒を飲むのに苦労をするんだからさ。
熊本みたいな昼酒砂漠で『吉呑み』を昼間っからやってくれれば、その存在は光り輝くと思うんだけどね。

とかなんとか、最初はぜんぜん好意的に捉えてなかった『吉呑み』なんだけど、なかなか面白い、面白くなるかもしれないなぁと思ったのでした。

「なか卯」の夏期メニュー山わさびそば450円なかなかいいと思うんだ

ファミレスやメシ系ファストフードの公式サイトを、たまに眺めるのが好きです。
なんか良さげな新メニューや季節限定やキャンペーンやってないかチェックするのが好きなのよね。

「なか卯」に「山わさびそば」というのが登場していて、ちょっと良いかもと思った。
そんなわけで行ったみたよ「なか卯」。

なか卯:外観

「なか卯」って俺的には親子丼がメニューのフラッグシップである認識で、丼ぶり・うどんメインのメシ系ファストフード屋さんだよね。
行ったのは暑い日の昼前で、唐揚げ単品とビールってのも良いんなと心が揺れたんだけど、初志貫徹して「山わさびそば」一択で。

なか卯:店内

食券を買って涼しげな店内で冷たい緑茶を飲んで憩う。
たんなる“お冷や”でなく、なんか色のついてる飲み物だと得した気分になるのは貧乏人だからだろうか。

なか卯:店内

店内POPで「すだちおろしうどん」がアピールされてて、以前に食ったがなかなか美味しかったよねなどと思う。
そう、すだちとか、今回の山わさびとか、薬味に独自性ある気がするよね「なか卯」。

なか卯:料理

山わさびそば、きましたよ。

なか卯:料理

うむ、ケチってない感じの薬味の量、いいね。
山わさびは、ちょっとペースト状な感じで、おろしたて野趣溢るるといった風情では、正直ない。
が、わさびだけつまんでみたら、鮮烈に鼻腔をツーンと刺激する清涼な香りがあり、ほのかに甘みも楽しめる。
山わさびは別名ホースラディッシュなわけで、我々が一般に識る山葵ほどには辛さはないね。

なか卯:料理

そばは、公式サイトによると二八だそうで、風味が強くのど越しが云々と書いてあったが。
見た目はちょっと挽きぐるみっぽい黒い点々があったりするが、風味は香りは特筆するほどでは。
でも細さ、喉越しは良かったよ。
山わさびを箸でつまんで、そばにちょんとのせて手繰って、美味しくいただきました。

山わさびそば並450円。
ざるそば、もりそばの美味しくないのが500円以上ってのも珍しくない世情にあって、お値打ち450円だわ。
そば湯は出てこないが逆に、そば湯を有り難がって蕎麦屋で凡庸で安くないのを食うより、450円がいいわ。

深夜にホッと温もれる「黒田藩」<2015年05月26日追記>もうそうではなくなった

もう深夜にホッと温もれなくなったんだよ。
営業時間が変更になった。

黒田藩

11:00〜23:00の12時間営業になってしまった。

ただしこれは熊本市東区にある店舗で確認したことで、すべての店舗でそうなったかは知らない。

禁煙になるは、24時間営業ではなくなるは、と。
どんどん俺にとっての利便性はなくなっていくな。
残念。

まぁ、それは仕方ない、なんらかの経営上とかの理由があるんだろう。
それはそれとして、経営する昭和食品工業株式会社さん、「はかたや」熊本にも展開してくれんかなぁ。

<以下は2014年11月13日に投稿>
夜は冷える季節になってまいりました。
酒を飲んだ帰りの夜道、寒ぃー寒ぃーサミィーデイビスJr.って思わずつぶやいちゃう季節。

「黒田藩」の看板を目にし、温もりを求めてしまう季節なのです。

黒田藩:外観

福岡を中心に飲食店を展開する昭和食品工業株式会社の、24時間うどん業態。
俺が愛する「はかたや」やってる会社なのよね。

ま、なんちゃない、うどん屋です。
いろいろ季節メニューなんかも展開しているが。

黒田藩:入り口

だいたい俺は、かけそば。
うどん? すまん、そば派なんだ。

黒田藩:かけそば

ま、なんちゃない、そばです。

黒田藩:かけそば

ほとんど小麦粉だろ、っていう、そばです。
でも好きさ。
深夜に食うと、染みるんだよねぇー。
あと、スープそこそこ美味しいと思うんだよ。
薄味で、ダシの風味が香って。

そばは、うどんより30円高いのがね、ちょっと気にいらないが。
2012年4月からだったかな、禁煙になったのが気にいらないが。
いえね、禁煙になる以前は、ビール(確か黒ラベル瓶)+まる天で、ちょっと一杯…そういう楽しみ方もできたんだよ。
店内全時間帯禁煙になったときには、バカヤローもう二度と来ねぇぞコノヤローと思ったものです。
でもまだ、ついつい立ち寄ってます…深夜の温もりを求めて。

てゆーか、一時期は「天神うどん」って屋号じゃなかったっけ、いつの間にか「黒田藩」に戻った。
てゆーか「はかたや」熊本にも展開してくれんかな昭和食品工業株式会社さん。

あいかわらずマズい「吉野家」のカレーの安定感

熊本駅の「吉野家」は、牛丼しか提供してなかった。

いや、だいぶ以前には牛丼の他に豚丼とか焼鳥丼とか出していたんだが、ある時期に気づいたらメニューに牛丼しかなく、店員さんに確認したら牛丼専門ですみたいな答えだった。
吉野家公式の店舗情報で確認したら、やっぱ牛丼専門という扱いだった(ちなみに2015年2月28日現在もそういう扱いになっている)。
吉野家直轄ではなくJRフードサービス株式会社の経営だから、ちょっと他と違うんだろうなと納得していた。

駅近くで用事があり、ササっとメシを食わねばならず久しぶりに立ち寄ったら、カレーを扱いはじめていた。

吉野家:カレーメニュー

うーん、カレーね。
吉野家のカレーってマズいんだよな。
BSE問題の頃に急遽メニューに投下されたものも、その後もプロパーとしてメニューに加わったものも、何度かリニュアルもしたと記憶するが、どれもこれも例外なく安定してマズかった。

が、もう何年か食べてない気がするし、なんらかのミラクルで美味しくなっているかもしれない、と思った。
こく旨カレー並350円也を注文。

吉野家:カレー

マズい。
ボンカレーかよ。
こんなものより気の利いたレトルトカレーが、世の中にはたくさんあるぜ。

なんだかゴハンもマズかった。
小一時間、炊飯器の底で押しつぶされていたような食感だった。

いやぁ、吉野家のカレーのマズさの安定感。
久しぶりに確認いたしました。

熊本駅にシアトルズベストコーヒーが出店していた!(喜)

仕事を終えての帰路、たまたま気づいた。
いつのまにかシアトルズできてるじゃん!

シアトルズ:外観

在来線側、東口だっけの改札を出て左手、モスとかミスドのある辺りね。
えっと、以前は何があったのか思い出せないが、新たにシアトルズができていた。

いいねー、好きだぜシアトルズベスト。
天神ビブレの一階にあった店舗をよく利用してて、撤退して途方にくれてしばらくしたら北天神のほうにタリーズ出店したんでタリーズ派になっていたが。
そう、熊本にもタリーズはあったから、やむなくって感じでタリーズ支持してたんだよね。
でもタリーズはどうしても後発って感じに捉えてて、やっぱシアトルズのほうがシンパシー感じる。
そんなシアトルズが、クソ田舎に出店してくれてありがてぇことです。

あ、スタバとか論外なんで。
ついでに言うとタリーズも熊本では郊外にしかないから、あんまり使えん。

が、待てよ、と。
熊本駅構内のモスもミスドも禁煙で、まさかシアトルズまで熊本駅縛りで禁煙じゃねーだろな、と一抹の不安がよぎった。
確認したら分煙になっててホッとしたがね。

店頭に花が飾ってあり、どうやら今日2月16日がオープンだったようだ。
オープン記念でコーヒーが安くなっていた。

シアトルズ:オープン記念

でも別に行列とかできてない、そこそこ客は入っているが。
たぶん熊本人はシアトルズ知らないから話題になってないんだろうな。
そのほうが無駄に混まずに、助かる。

シアトルズ:コーヒー

店舗奥の喫煙スペースは、狭い。
が、まぁ落ち着く。

シアトルズ:喫煙エリア

驚いたことに、コンセントが設置されていた。

シアトルズ:コンセント

カフェにコンセントがあって驚いたってことを驚く人もいるだろうが、驚くことに熊本じゃ珍しいんだよ。
ようやくこのクソ田舎でも、カフェにコンセント設置される流れになってきたのか。
今までは駅構内2階のパティオで電源の世話になってたが、これから分散されるな。
だがしかしWi-Fiが……あとからでも設置してくれよシアトルズ……。

田舎に受け入れられず撤退というのを危惧もするが、スタバみたいにガキの溜まり場にならず地味に存続して欲しいなぁ。
俺は応援するよシアトルズ。

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どうも、割った鍋です。
食べたり飲んだり、飲んだり。
九州在住、大阪常駐。

大衆酒場、立ち飲み屋、酒屋の角打ちが好きです。

重度の喫煙者であり、昼酒を好むという、社会的にちょっとアレなオッサン。

2014年9月24日開設


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