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どうも、割った鍋です。
食べたり飲んだり、飲んだり。
九州在住。

大衆酒場、立ち飲み屋、酒屋の角打ちが好きです。

重度の喫煙者であり、昼酒を好むという、社会的にちょっとアレなオッサン。

2014年9月24日開設

割った鍋


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手軽に立ち寄れる立ち飲み屋ってこういう感じね「徳田酒店<大阪駅前第1ビル地下2F>」大阪市北区梅田

大阪駅前ビルのフロア案内を眺めていたら「徳田酒店」が何店もあるなと気づいた。
駅前ビルは第1から第4まであるのだが、くまなく「徳田酒店」があるなと気づいた。
なんだか可笑しくなって、全店制覇してみたいなぁと思った。

リストアップしてみたら第2ビルにはないんだね、その代わり第3ビルには2店舗あるね。
さて、まずは第1ビルから。

徳田酒店 大阪駅前第1ビル地下2F

こちらが大阪駅前第1ビル地下2F「徳田酒店」。
いい感じに立ち飲んでる足が見える。

徳田酒店 大阪駅前第1ビル地下2F

店先の品書きを見ると、安心の低価格。
ホットウイスキーが飲めるのいいね、ラフロイグ440円って安いじゃない。
お造りにも惹かれるな、だとモルトよりビールにしとくかな。

徳田酒店 大阪駅前第1ビル地下2F

瓶ビールは何があるか訊くとサントリーとのこと、さすが大阪と思ったりした。
大阪市はサントリー創業の地だもんねぇ。

徳田酒店 大阪駅前第1ビル地下2F徳田酒店 大阪駅前第1ビル地下2F

お造り二種盛り390円、マグロとカンパチ。
刺身のツマは大根のケンではなく、キャベツ(浅漬けかな、軽く塩揉みしただけなのかな)。
珍しいなと思いつつ、なかなかいいね。

徳田酒店 大阪駅前第1ビル地下2F

肉豆腐も注文。
醤油で黒くって甘塩っぱい、というものを想像したが違った。
澄んだ薄味のスープで、ああ大阪だなと感じたし美味しかった。

気軽に寄れてリーズナブルという総評になるが、まぁ大阪駅前ビル内全店舗制覇までしなくていいや。
そこそこ良いけど絶賛というほどでもないかな……いや、普段使いの飲み屋ってのは、そんな感じで十分じゃないかとも思うけどね。

↓「食べログ」での店舗情報

徳田酒店 西梅田店立ち飲み居酒屋・バー / 北新地駅西梅田駅梅田駅(阪神)

大阪【飲み屋・居酒屋】【立ち飲み】【昼酒】

テーマ:立ち飲み - ジャンル:グルメ

絢爛たるスパイスの競演の饗宴などと大袈裟に言いたいほどの素晴らしいカレー「旧ヤム鐵道」大阪市北区梅田

大阪在住の友人が高く評価するカレーの店があって、気になっていた。
最近、昭和の面影を残しながら可愛い商店街として人気らしい空堀商店街にある、「旧ヤム亭」という店だ。
その店を評価している友人と上本町で飲んで、せっかくだから空堀まで足を延ばしたいと夜の商店街を歩いてみた。
無計画に行ったので、目当ての「旧ヤム亭」は閉店時刻が近づきつつあり、立ち寄るのは止めておいた。

九州在住の俺は知らなかったが、大阪独自のムーブメントとして“スパイスカレー”が盛り上がりを見せているらしい。
その先駆となったのが南船場にあった「ヤムカレー」で、そこが閉店して谷町六丁目で復活したのが「旧ヤム亭」ということになるそうだ。
そして今や大人気で、大阪に2店舗、東京の下北沢にも1店舗と展開している。

大阪に行っての二日目に梅田にいたのだが、昨夜「旧ヤム亭」に行き損ねた記憶が消えぬままで、谷町線でカレー食いに行こうかなぁと考えてみたりした。
が、あいにくランチ後のアイドルタイムで「旧ヤム亭」は開いていない時間帯だった……が、近くにも店舗があると思い出した。
大阪駅の商業施設ルクアの地下に「旧ヤム鐵道」があり、夜まで通し営業なのだ。

旧ヤム鐵道

大阪以外では馴染みのない店名だと思うので“キュウヤムテツドウ”と読みを記載しておくね、俺も初めは“えっ、なんて読むの?”って思っちゃったから。

それにしても、この店舗が入居しているルクアB2F『バルチカ』というのは多くの飲食店が軒を連ねるフロアなのだが、どこもなかなかの行列ができている。
目的の店にも行列があり、並ぶの嫌いだから諦めようかとも思ったが、昨夜やっぱり「旧ヤム亭」行っときゃよかったという後悔やら店に辿り着くまでにルクアって何だよ大阪駅の中にあるのか外にあるのか大丸梅田の別棟にそういう名称がついているのか大丸とはまったく関係がないのかルクアとルクアイーレは違うものなのか等々けっこう迷って辿り着いた苦労を徒労に終わらせたくないし二日酔いなんだけどカレー食ったらシャキっとするかもなぁ、とかって複数のファクターが重なり合って自分の背中を押すので頑張って並びました。

旧ヤム鐵道

並ぶ間、店頭に掲示された“今月のカレー”の案内や“カレーの楽しみ方”というガイダンスを眺めていた。
この店では月替わりで4種のカレーがあって、そこから2種を選んで“あいがけ”で楽しむのが推奨されていると把握できた(“トリプル”と“オールがけ”というオプションもあり)。
このときの“今月のカレー”は以下の通り。
 A:柚子味噌がけ ネギ塩牛豚キーマ
 B:春菊と白いんげんのピメン豚(トン)キーマ シャキッとポテトのブラバス和え
 C:金柑菜の花サラダと食べる 花椒ほんのり薬膳鶏キーマ
 D:ジャンさん式! カリフラワーと金時人参の野菜カレー

どういう注文にしようか心が決まった頃に、席に着くことができた。

旧ヤム鐵道

AとBの“あいがけ”にした。
AもBもキーマじゃないか、とツッコミを受けそうではあるが、CとDは恥ずかしながら俺には味が想像できなさ過ぎて敬遠してしまったんだ。

旧ヤム鐵道

こちら、柚子味噌がけ ネギ塩牛豚キーマ。
そこまで柚子は主張せず、穏やかに和風なテイストが加味されて。

旧ヤム鐵道

こちら、春菊と白いんげんのピメン豚(トン)キーマ シャキッとポテトのブラバス和え。
ブラバスはそう辛くなく、ポテトの食感とあいまって良いアクセントかつ箸休め的なポジション。

それぞれをスプーンで、カレーだけすくって食べてみる。
どちらもスパイスの競合と調和が奥行きを感じさせる味わいで、どちらもキーマなのに違う美味しさがある。
そしてそれぞれのカレーとターメリックライスをあわせて食って、さらにカレーとカレーとライスをと食べ進めていくと、もうどんどん奥へ深みへと深淵へと複雑に重奏的な味を楽しむのが止まらなくなってしまう、という感じなんだ。
そしてライスの頂きに添えられたピクルスの酸味とチャツネ(なのかなぁ?)的なものの甘みで、フッと平常心に一瞬戻ったりするが、すぐさま逆にこの酸味と甘みとカレーとカレーを一緒に食ったらどれだけ味は縦横に複雑な彩りとなるのだろうかと食べ進めるのを止められなくなる、のだ。

さらに駄目押し的に、ヤムカレー。

旧ヤム鐵道

この小さなソースポットの、スープカレーのようにサラっとしたものがヤムカレーと呼ばれ、どういう組み合わせでカレーを注文しても付いてくる。
これ自体は(たぶん)クミン(とフェネルかな)の香りが鮮烈で、漢方っぽいほろ苦さも少し感じるもので、これを加えることで皿の上は、またひとつ次元を超えるようなスパイスの饗宴となるのだ……いかん書いててどんどん妙なテンションになってキモい文章になってる……というくらい、今になって思い出しても感性に影響をきたすほど魅了されたのだと判っていただきたい。

すっかり、魅了された。

ところで。
なんで屋号に“鐵道”とあるんだろう(旧字体なのはともかく)、大阪駅にあるからかな、とか思ってたが店作りのコンセプトが鉄道モチーフなのね。
後になって店を思い起こして画像検索して気づいたが、車窓を模した小窓があったり壁に作りつけられた金属製の棚に旅行鞄が置いてあったり、あとあからさまに信号機が飾られてたりしたんだねぇ……まったく気づかなかったよ。
なにしろ混んでいて窮屈でもあり、周りは女性やカップルだらけで、独りオッサンが周囲をキョロキョロしてたらキモがられると思って店内を観察してなかったし、カレーに夢中だったし。
だが、フロアのスタッフはクラシカルでダークな色調のメイド服で、みんな可愛かったのは見ていた。
それは、食堂車の女給さんということだったんだな。

これで、スパイスカレーというものに目覚めてしまった。
ぜひ「旧ヤム亭」に行きたいと思うし、機会を作って中之島の「旧ヤム邸 中之島洋館」も行きたいし、なんなら下北沢の「旧ヤム邸 シモキタ荘」にも行ってみたい。
別の系統のスパイスカレーが谷町辺りに集まってるようだし、生野にも惹かれる店があると知った。
大阪では、飲み屋だけじゃなくスパイスカレーも巡りたいと思うようになった。

↓「食べログ」での店舗情報

旧ヤム鐵道カレーライス / 大阪駅梅田駅(大阪市営)梅田駅(阪神)

大阪【カレー】

テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

開業当時の先鋭は今もなおクールの極北「マヅラ」大阪市北区梅田

大阪へ足を運ぶ機会のあるごとに、立ち寄りたい飲み屋のリストを作って巡る順番も決めてガチガチに行動予定を組むのだが、まぁ大人気ないというか飲み屋ヲタクのようでキモいなと我ながら思うのだ。
そんなわけで、いつものようにリストを作ったが今回は、喫茶店を2軒リストアップしている。

ぜひとも行きたい喫茶店があった。

マヅラ

大阪駅前第1ビルの地下1階にある「マヅラ」。
このビルには以前に「銀座屋」を目当てに訪れたことがあるが、そのときは素晴らしい喫茶店が同じ建物にあるとは知らなかった。
ネットでいろんな検索とかしてた際に、たまたま知った、割と最近に。
それで、内装の画像を見て、とても行ってみたいと思ったわけなんだ。

マヅラ

ジョニー・ウォーカー氏が目印になり、場所はすぐに判る。
それにしても颯爽としてるなウォーカー氏、と思う間もなく店内の様子が視界に入る。

マヅラ

ああ、これがそうか……と俺は感激したのだが、上に載せている画像では皆さんには伝わらないだろうなぁと申し訳ない、ちゃんと撮れていないから。
この店に行きたいと思ったのは、とても洗練されたモダンで斬新な内装を実際に見たい、と思ったからだ。
開業は確か1970年だったか、その時点で最先端の未来のヴィジョンを意匠に込めた内装が、今の視点で最高にクールなレトロフューチャーとして魅力的な空間になっているという様を、見たかったんだ。
それが撮れてないので口惜しい。

ところで、この店は喫茶店だ。
そして、とても安くコーヒーが飲める店である。

マヅラ

コーヒー250円。
全国チェーンの低価格カフェくらいの安さ。
他にはないユニークで素敵な内装の店なのに、コーヒーの値段は驚くほど安い。
コーヒーの味は決して安っぽくはなく、濃いめで酸味も感じる、ちゃんとして美味しいコーヒーだ。
キタの繁華街にこういう店があれば、そりゃ賑わないはずがないってわけで、この日もフロアは混んでいた。
この店は100坪もあるそうなんだが、ほぼほぼ満席という感じに賑わっていた。
それで店内の写真がうまく撮れなかったんだよ、と言い訳させてもらう。

マヅラ

コーヒーだけでなくアルコールも飲める。
ジョニ赤が350円って、安いな、立ち飲み屋より安いんじゃないか?

マヅラ

メニューには仕事しちゃダメとかパソコン開いちゃダメという注意が記されている。
それは長居するなということなんだが、それはそうだと納得できるよ、なにしろ梅田の一等地で、この低価格。
回転率は高めないとやってられない。
そして客はひっきりなしに次々に訪れるし、俺のように“お上りさん”ではなく当たり前に普段使いしている様子の客ばかりだ。
だからこそ開業から70年も、安い値段でやっていけているということだよね。
そこに敬意を表しなければ馬鹿なので、ちょっとMacを開いてメールの処理などしたかったが、俺も喜んで店のルールを守らせてもらう。

あ、タバコはぜんぜん喫えたので嬉しい。
そこは老舗ならでこそだよね。

マヅラ

内装だけでなく伝票も素敵だったな。
こちらはモダンとかクールというより、キッチュな可愛さがあった。
伝票に書かれたコピーも可愛い、パーティとかできるんだね、やってみたいなぁ。

帰り際に、店の外に掲示されてた内装の写真を未練がましく撮った。

マヅラ

これで内装の素敵さが伝わるかなぁ。
ラウンジ状の席、店内中央の円形状にレイアウトされた席(こここそが見所だと思う)に着くにはチャージが必要とのことだが、ぜひ払って座りたい。

この店にはまた、開店直後のまだ客の少ないであろう時間帯に、必ず再訪したい。

↓「食べログ」での店舗情報

マヅラ喫茶店喫茶店 / 北新地駅西梅田駅梅田駅(阪神)

大阪【喫茶店】

テーマ:喫茶店 - ジャンル:グルメ

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