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プロフィール

どうも、割った鍋です。
食べたり飲んだり、飲んだり。
九州在住。

大衆酒場、立ち飲み屋、酒屋の角打ちが好きです。

重度の喫煙者であり、昼酒を好むという、社会的にちょっとアレなオッサン。

2014年9月24日開設

割った鍋


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メニューや内装にどこか昭和ノスタルジーを感じる「ねむの木」福岡市中央区赤坂

勤務先の近所で、「ねむの木」という店が気になっていた。

ねむの木

店先にランチメニューの案内が、いささかゴチャゴチャとアピールされている。
その中の、あるメニューになんだか強く惹かれた。

ねむの木ねむの木

ハンバーグ・ドリアだ。
ドリアといえば「サイゼリヤ」の「ミラノ風ドリア」だろって風潮があるような気がするんだけど、そしてそれは安くて手軽に腹が充たせるものだという風潮もあるように思えるんだけども、もっとこうスペシャルなゴチソウで簡単に食べられるものではなかった時代もあったねという想いがある。
ドリアって昔は、一部のレストランとか洒落た喫茶店とかじゃないと食えなかった気がするなー、と。
そういった感慨を胸に、ドリアを食いたいと思った。
が、この店にドリアがあると気づいたのは、まだ暑い時期だったから寒くなったら食おうと思った。

ねむの木

12月になって、ようやくドリアを食べに。
この店って混むんだなぁ、近くの勤め人の人気ランチスポットだなぁとか思いつつしばし待った。

ねむの木ねむの木

ついにドリアと対面した。
シズル感のない撮影で恐縮だが、アツアツでチーズがグツグツだった。
火傷しないよう注意しながら食べると、ゴハンはカレー風味でチーズの焦げたところがアクセントになりと、食べ飽きない楽しさがありつつ味はクドくなくて良い。
熱くてコッテリでと苦戦するかもと少し思っていたが、スルスルと食べてしまった。

ところで、ドリアを食べながらもアフターコーヒーが100円で飲めるというサービスが気になっていた。
安いし飲みたいなぁコーヒー、と思うんだけど俺にとってコーヒーにはタバコが欠かせない。
最近の風潮から客の多いランチタイムには禁煙だよなと思い込んだが、フロアのスタッフに訊くと喫煙可とのこと。
じゃあコーヒー飲むよね。

ねむの木

この店、夜も営業してて居酒屋っぽい使われ方もするみたいだ。
カウンターのバックバーを見ると酒やグラスが並んでバーみたいでもある。
内装も、どこかバーっぽい気もしてくる。

ねむの木ねむの木

バー、というかカフェバーって感じかね、コンクリート打ちっ放しと黒とのコーディネートが。
昭和の時代に流行ったカフェバーの空気が漂ってる感。
気が向いたら、夜に酒を飲みに行っても面白いかもしれないね。

↓「食べログ」での店舗情報

ねむの木居酒屋・ダイニングバー(その他) / 赤坂駅天神駅西鉄福岡駅(天神)

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バブル期のキラキラした店という刷り込みは書き換えられた「イタリアントマトカフェジュニア 博多駅地下街店」福岡市博多区博多駅中央街

博多のTジョイで映画を観る前に一服したい、というシチュエーションは悩ましい。
手頃なカフェがない。
映画館のあるフロアの『くうてん』には望むような店はないし、アミュの低層階にはカフェが何軒かあるけど何処もコジャレていて禁煙のように思える。
禁煙のカフェなど意味がない。

ちょっと離れた場所だが、バスセンター近くの「イタリアントマトカフェジュニア 博多駅地下街店」を利用してみようと思った。

イタリアントマトカフェジュニア 博多駅地下街店

この店は、以前から存在を認識しているが、ずっと敬遠していた店ではある。
何故かっつーと、どうにも“イタトマ”というのはキラキラして眩しいという思い込みがあるのだ。
いや今はそうじゃないんだろうけど、80年代は“イタトマ”というのは憧れのオシャレなナウいトレンディスポットという側面があって、そういうキラキラしたのが若い頃から苦手な俺は、当時からずっと敬遠してるのよ。

イタリアントマトカフェジュニア 博多駅地下街店

しかし、バブル期の幻影のようなものを頭の隅から追い出す努力をして目の前の店舗を努めて客観的に眺めると、そうキラキラはしていないんだよね。
むしろ、あんまり繁盛してないようでもある。
しかもどうやら喫煙席があるようなので、利用してみようと思ったわけです。

カウンターには列などなく、すぐに注文できた。
コーヒーと、なにか腹に入れておきたいと思ってピザパンというものを注文した。
ピザパン、って懐かしいな。
今のようにピザ(というかピッツア)が日常的になる以前の昭和の頃、ピザパンと呼ばれるものが馴染み深かった。
それは、丸く平たいパンにピザっぽい具材を乗せてマヨネーズかけてオーブンで焼いた的な、惣菜パンに分類される種類のものだった。
本格的なピッツアはまだ一般的ではなく、その代替品としてピザパンという位置付けだったと言えるが、手軽で好きだったなぁ。

イタリアントマトカフェジュニア 博多駅地下街店

コーヒーだけを受け取って喫煙席へ。
店の奥が喫煙となっているが、禁煙のスペースと空間的に仕切られてはいないので、これはタバコの煙が苦手な人には不十分な分煙だなぁと、重度喫煙者の俺でさえ思った。
が、そういうことは気にしなさそうだなと思える客層だったな。
キラキラした人たちはいなくて、むしろ、くすんでるオッサンオバハンが多い印象だった。
“イタトマ”とは、もはや昭和を引きずる世代が利用する店になっているのかしら、なんて思った。

ピザパンは、思ったより提供に時間がかかった。
出来合いの惣菜パンを温めて出すだけだろ、と思ったが。

イタリアントマトカフェジュニア 博多駅地下街店

立派にピッツアっぽいものが提供された。
できたてフカフカ。
昭和惣菜パンのノスタルジーを期待してはいたが、いや美味しくいただきました。
俺だって、いつまでも昭和を引きずってはいられねぇ。

そんなこんなで、俺の勝手な思い込みに反してキラキラしてなかったんだけど、むしろ居心地は良かった。

↓「食べログ」での店舗情報

イタリアントマトカフェジュニア 博多駅地下街店カフェ / 博多駅祇園駅

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路地裏の古びた飲み屋という佇まいが魅力的「自由亭」福岡市博多区冷泉町

いつだったか休日の昼下がりに神屋町あたりから博多まで酔ってウロついていて、その佇まいに惹かれた店。
後日それは地理的にどこだったかウロ覚えで再訪しようにも見失っていたが、ようやく辿り着いた。

自由亭

冷泉町の「自由亭」という店。
祇園から博多駅よりだっけと間違って記憶してたが、酔ったときの記憶はあてにならないもんだねぇ。
最初に昼下がりに見かけた際には、空き地やマンションに囲まれて忽然と古びた背の低い建物がポツンとあって印象的だったが、陽が落ちた時間帯だと辺りに馴染んで、暖簾だけが看板の灯りに浮かび上がってこれもまた味わいがある。

自由亭

ガラガラ、ガラっと(スムースにはいかず)引き戸を開けると、カウンターだけの店なんだね。
カウンターだけでウェルカムだ、俺は独り飲みが基本なので座敷や小上がりは求めない。
立ち寄ったのは18時を過ぎたばかりだったからだろう、先客はなかった。
おばあはんが独りで切り盛りしているようで、瓶ビールはあるか訊くと“そこに”と俺の背後を差した。
ああ、振り返ると冷蔵ショーケースがある。

自由亭

自分でビールを出すわけね。
手前にズラっと嫌いな銘柄のビールが並んでいたが、すこし奥にキリンラガーが1本だけあった。
キリンラガー瓶があって嬉しい。

自由亭

グラスも冷蔵ショーケースの中からお借りして、栓抜きも拝借して自分で抜栓。
気楽で良い。

おばあはんは、あまり身体の自由が効かないようで、だからあれこれお構いできずにゴメンねと言うが構われ過ぎないのが俺は好きだからノープロブレムよ。

酒のアテは、まだいろいろ準備が完了していなくて、豚汁はどうかとオススメされた。
うん豚汁は嫌いじゃないけど、汁物をアテに酒を飲むってのは得意じゃないなぁ。
汁は要らないから具だけくれますかと訊くと、応じてくれた。

自由亭

一見、大衆酒場で出てくる煮込みのようだが、汁なし豚汁です。
根菜がゴロゴロして、まぁ肉は少なかったんだけど、なかなかキチンと酒のアテになった。
こういうアテにはポン酒だね。

自由亭

酒瓶とコップを目の前に用意してくれた。
自分で好きなように注いで飲めということ。
やや遠慮してコップ摺り切りに注ぐと、もっと受け皿に溢れるほど注げと。

おばあはんは話し好きのようで、世間話などしながら飲んだ。
このあと友人と約束があったので軽く飲むだけのつもりで立ち寄ったが、ポン酒を3杯いってしまった。

至れり尽くせりのサービスはないが、むしろそういう店が俺は気兼ねなく飲めて好きだ。
この店は初見で外観に惹かれたが、中も同様に古びて鄙びた風情があっていいね。
これから月に一度は立ち寄りたいと思ったよ。


↓「食べログ」での店舗情報

自由亭居酒屋 / 祇園駅呉服町駅中洲川端駅

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